日本書紀完読に向けて39週日本と名付け浄見原の王
39-0928
070→075
076→081
082→087
088→093
094→090
100→105
弘文天皇の記述無く天武天皇の御代になる。
伊勢神宮が現在と同じ建物だったら相当の圧を感じるように思う。
便=もやもやというよみが面白い。
この時代も戦争をしている。日本には戦争がなかったと主張する方々は何を根拠に言っているのか疑問に思う。
天武天皇の占への感心を表現したものなのか能「国栖」にも占いの場面がある。
神代からここまでの戦の記録を見ても日本人は闘争する民族だという印象が強くなる。
話し合いで決める労を惜しまなければ平和は維持される。多数決は手早く決まるが遺恨を残す。そして反勢力は消滅させてしまう。こんなことが繰り返される。
面倒でも話す手間、意見調整の手間を惜しんではならない。
ここで事代主神が現れる。ずいぶん久しぶり。この頃は三種神器は儀式に使われているよう。実物なのか依代としてのものなのかは想像が膨らむ。
感想いただけると嬉しいです
The following two tabs change content below.
森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
最新記事 by 森澤勇司 (全て見る)
- 日本の成り立ちアーカイブ - 2024年6月4日
- 日本書紀 完読会 38週 感想 - 2024年4月21日
- 20240414 日本書紀完読会37週目 - 2024年4月14日
- 日本書紀 完読会 35週目 - 2024年4月14日