四天王寺の伝説【弱法師】

【世阿弥直筆台本と四天王寺の伝説】

昨日能を楽しむ座談会では聖徳太子にまつわる「翁」についてお話しできました。

次回、2月3日は父子再会の物語。四天王寺の弱法師伝説がテーマです。

この曲の中で四天王寺の御本尊、救世観音と聖徳太子の前世の事が語られています。

弱法師と呼ばれた俊徳丸が、父親と高安まで帰った道は「俊徳道」というJRの駅名で残っています。

この「弱法師」は世阿弥の直筆台本が残る11曲の中のひとつです。直筆本には書き直しの跡もあります。700年近く前の文書ですがカタカナなので意外に読めます。

【Zeami handwritten script and legend of Shitennoji】

I was able to talk about “Okina” related to Prince Shotoku at a roundtable discussion yesterday enjoying Noh.

Next time, February 3rd is the story of fathers reunion. The theme is the weak legend of Shitennoji Temple.

Among this song, the prince of Shitennoji Temple, the salvation scene and the former world of Prince Shotoku are talked about.

The way that Shunkaku who was called a weak mentor, but his father and Takayasu way back, remains as “Syuntokumichi” at the station name of JR.

This “weak mentor” is one of eleven songs Zeami’s handwriting script remains. There are also marks of rewriting in the autograph book. It is nearly 700 years old document, but it is unexpected because it is katakana.

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森澤勇司(もりさわゆうじ) 能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 1500番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される