昔から地域に根ざす天満宮稲荷八幡産土大神
生まれ育った場所の様子
祝詞の中の産土大神
神棚の拝詞の中に産土大神等という言葉があります。
決め方は諸説あるようです。生まれる前にお腹の中にいたときにご縁ができるという説があります。
神棚拝詞
此(こ)れの神床(かむどこ)に坐(ま)す 掛けまくも畏(かしこ)き
天照大御神(あまてらすおほみかみ) 産土大神等(うぶすなのおほかみたち)の
大前を拝(おろが)み奉りて 恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白さく
大神等(おほかみたち)の廣(ひろ)き厚(あつ)き御惠(みめぐみ)を
辱(かたじけな)み奉(まつ)り 高き尊き神教(みおしへ)のまにまに
直き正しき眞心もちて 誠の道に違(たが)ふことなく
負ひ持つ業(わざ)に励ましめ給ひ 家門(いえかど)高く 身健(みすこやか)に
世のため人のために 盡(つく)さしめ給(たま)へと 恐み恐みも白(まを)す
実際に行ってみる
すんでいた場所には行こうと思えばいけるのですが、なかなか普段、実家も移転してしまったあとの幼少期を過ごした場所に戻ることもありませんでした。
現代の地図では地図アプリですぐに神社の場所がわかるので便利です。
電車や道路がだいぶ変わっているので、幼少期を過ごした場所の神社の江戸時代の様子を見てみました。
これが驚いたことに全く場所が変わっていません。かなり有名でも破損や建て替えなどで移転する神社も多い中、場所が変わっていないのは貴重です。
感想いただけると嬉しいです
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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