第49章   読書の習慣化

第49章   読書の習慣化

 

読書週間のために朝活を始める

アンソニーロビンスのセミナーに行った昼休みに朝活を思いたち、3年間活動する。その他、アクティブブレインセミナーやコンサルティングなどで2年目から1千万を超える収入を作ることができた。

【具体的内容】

 

アンソニー・ロビンスのセミナーに参加したときにそう自負だったトニーは700冊本を読んで実践したという話があった。

 

線路の近くのセミナールームを使っていたというところも23歳からすんでいた野方のアパートを思い出し共感できた。

 

本はかなり読む方だったし、退院してから本を読む量は多かったこともあり、セミナーの昼休みに「読書会」を思いついた。

 

早速、メルマガで読書会の朝活を告知して新宿京王プラザホテルでスタートした。

 

その後、会員は増えて6カ所に増えて、月曜日の読書会以外に火曜日に小鼓、木曜日にマーケティング、土曜日に心理学とそれぞれに会員ができて舞台には直接関係ないが、生活の中でしなければいけないことがほぼ朝活ですむようになってきた。

六本木の友人の店が閉店すること、池袋の支部長が転勤すること、また私が倫理法人会の副会長になったことで倫理法人会に流れる人が多く自分主催の朝活は3年で終了した。倫理法人会は2年ほどで退会した。

 

【感じたこと】

 

 当初の目的からぶれて自分に都合のいいようにすると不思議なように人が離れていく。

 

【 気づき 】

 

 朝の習慣など割と継続できる人でも3年くらいで一区切りのタイミングが来る。

 

【 学 び 】

 

 この時7時から8時までの朝の活動で1冊目の出版の中身を毎回決めていた。

 

 各回ワークシートを作って30分で学んで30分フリートークで終了というシンプルなものだったが、すべて自分用に作ったプログラムだったので非常に効率よく疑問の答えを出すことができた。

 

 月曜日は読書会として自分にない価値観を受け取り実行するチャレンジ項目を作って実行したかどうかチェックしていた。火曜日は小鼓で基礎練習ができた。木曜日はイベントのアイディアを作り、土曜日はワークシート完全自己肯定ができるようにしていた。このおかげで毎日はつらつと過ごすことができて稽古場も人が集まり活性化してきた。

 朝を有効に使うと1日が有効に使えるようになるので非常によかった。また吉祥寺でやっていた朝活が母体になっている木曜日の朝活も様々行ったセミナーの内容を統合するのに役にたった。

 これらの活動は50歳の誕生日パーティーを最後にすべて終了した。

 自分のやりたいこととずれてきたら、継続を目的にせずやめる勇気も大切なことだと学んだ。

今も続いている読書習慣

朝の習慣化は引越し後全くしなかったが、読書の習慣はメンバーを集めて活動していた。「地上最強の商人」二回、「不動智神妙録「易経」など各1年づつかけて完読した。現在は「日本書紀」「聖書」「源氏物語」に取り組んでいる。

 

朝活は3年でやめたが、そのときから希望者でしている読書会は継続している。

 

 

「地上最強の商人」を一年間取り組み朝活の希望者で2週目をした。次の禅のときは40名くらいに増えた。

 

 

今まで参加したセミナーの中で驚いたのは話す人が原本を読んでいないことだった。

 

「初心忘るべからず」が世阿弥というのを知らないほうが普通

 

「森澤さん能をしているから守破離しってますよね」といわれ「??」となっていたら「世阿弥ですよ」といわれて驚いたことがあった。これは完全な勘違いで世阿弥から宮本武蔵あたりまでは「序破急」という全く違う概念を説いている。

 

 

また「和をもって貴しとなし」という言葉も、一条の全文を読んだことある人も少なく17条はもちろん記載されている「日本書紀」も持ってすらいないということも驚きだった。

 

 

さらに明治維新を語って吉田松陰の意思を引き継ごうという講座に行った講師から「一期一会」という井伊直弼の言葉が贈られてきたことも人前で話すときにはほんとに勉強しなければいけないと心を入れ替えるきっかけになった。

 

断片的に知っていても通読していないものが多かった。

 

一生に一度は読みたい本を含め長編は読書会で、それ以外は自分で通読することにした。

 

【感じたこと】

 

  慣用句として一人歩きしてしまったものの原点を強制するのは有益ではない、また一つ一つのことは知らなくても何の問題はない。ただ人前で話す人には原典を一度は目を通してほしいものだと思った。

 

【 気づき 】

 

以前は批判になっていたが今は希望に変わっている。

 

【 学 び 】

 

 面と向かって違うということを指摘したり、言葉を訂正したりすることはせずに自分が話す機会があったときに「興味のある方は○○を読んでみてください」程度に情報提供するだけにした。なにもいわないわけではないのでちらほらと原文読みましたという人も増えてきたので自分の気になる言葉のストレスもなくなってきた。批判、修正ではない方法は頭を使うがこれをしないと人間的成長はないということを感じている。

日常のことは部屋で本を読むよりも、旅に出る、人に会うということがずっと勉強になる。それでも能の台本に込められ何百年間もの風雪に耐えたものは分厚い本が一言で表されてることも多く一生に一度は通読しておきたい本は大量にある。万葉集、日本書紀、源氏物語、、、などなど、習慣的に読んでいくと意外にも一年でかなりの量が読めます。幼少期からの読書習慣、退院後の一見関係ないような勉強や読書はこれから舞台成果にいかせるようにどんどん統合していきます。

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森澤勇司(もりさわゆうじ) 能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 1500番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される もっと詳しく知りたい方はこちら