六韜、文韜、第八、守国

国を守るに当たって君主がすべきことは何か 斎戒して身を清めること そして文王は7日間の斎戒をして、太公望を北側の王の位置に座らせ師への敬意をしめし、自分が臣下の位置に座り改めて質問の答えを求めた。 太公望の4つの教え ①天地の永遠不滅の道理 ②春夏秋冬と四季が万物を生成すること ③仁君聖王の道 ④民衆の機微について 天は運行して四季が生じる、大地は四季の運行によって万物を育成する。 つまり天は万物の主と言える 天下には民衆がいる、聖人はこれを治めて養う 聖人は万民の主であり天地四季の道理をはずして万民を統御することはできない 春夏秋冬、四季の作用とは何か 「春」万物が生じる 「夏」万物が成長する 「秋」万物が実を結ぶ 「冬」万物は静…