聖人の道は盛んなときと廃れているときがある三つの理由とは ①良いと思っても怠惰な気持ちが出てくる ②実行しようかどうか迷っているうちに時期を失う ③いけないことだとわかっていてもズルズルそのままにしておく 後回しグセがひどくなってきたときに世が荒んでくる 聖人の道を実行する四つのこと ①従順鎮静、 ②態度容姿は恭しく、...
参考資料( 8 )
Category
上下の礼儀の理想とは 君主、民は立場をわきまえて接するのが良い 君主は臣下を遠ざけないようにすることが大切。 臣下は従順であっても言うべきことを言わない隠すようではいけない、素直に上申できるようにする。 君主の地位にあるときの態度とは ①心を安静にすること ②節度を保つこと ③他人に一歩譲って争わない ④先入観で決めな...
能「養老」の中に引用された「方丈記」 ↑こちらが能「養老」 ↑こちらが「方丈記」冒頭の部分が「ゆく川の流れは絶えずしてしかももとの水にはあらず」 能「養老」には方丈記冒頭の部分が引用されています。鴨長明直筆と言われるものを見て気になるところがありました。原文は全体がカタカナで書かれています。それをみていて気になることが...
国を治める王の最大の務めとは ただ民を愛すること 民を愛するとは具体的には ①生活を安定させること ②危害を与えないこと ③民の願いを叶えること ④妨害しないこと ⑤生かして殺さないこと ⑥与えて奪わないこと ⑦楽しませて苦しめないこと ⑧喜ばせて怒らせないこと 更に詳しく ①民を失業させない 農民が労役などで耕作の時...
盈虚は月の満ち欠けのことです。 文王の疑問「天下の栄華盛衰は何が原因なのか、王の賢明と不肖、天運変化の自然の法則なのか??」 太公望の答えは 君主が不肖であれば国家は危うい 君主が聖賢であれば国家も安泰で民も治まる 禍福は君主の賢不肖によるもので天運によるものではない。 過去の見本にすべき賢君はだれか 堯帝を手本にすべ...
人を引きつける徳を身につけること 能「鞍馬天狗」「張良」など、兵法の奥義を授かる物語があります。その兵法の奥義というのが太公望の教えをまとめた「六韜」だと言われています。そこでどんなことが語られているのか、どんな教えだったのか学んで行こうと思います。60章に分かれている第一番目は文王と太公望の出会いです。 文王が仮に出...
豊臣秀吉の見た卒都婆小町とは インターネットの普及で能楽の動画もネット上で見られるものが増えてきました。 「美の国・国のかたち」という番組で豊臣秀吉の時代の能がどんなものだったのか語られています。 「初心忘るべからず」「離見の見」などの言葉の解釈もあり日本の自己啓発的な考え方を知りたい方にもおすすめの動画です。 htt...
睽、小事吉。 彖曰、火動而上。澤動而下。二女同居、其志不同行説而麗乎明、柔進而上行、得中而。應乎剛是以小事吉。天地、而其事同也男女、而其志通也。萬物而其事類也。之時用大矣哉 象曰、上火下澤。君子以同而異 睽(けい)は、小事に吉(きつ)なり。 彖(たん)に曰く、睽(けい)は火動きて上り、沢動きて下る。二女(じょ)同居して...