岩波文庫「わらんべ草」初版本と51年ぶりの復刊を並べてみましました。 狂言方が書き残した能楽の秘伝書です。日記のようなものも多く記載されています。この本の中で今では歌舞伎や舞踊でカバーされている能の「石橋(しゃっきょう)」復活の経緯が面白いです。 この曲はかつて秘曲にしすぎて誰もできる人がいなくなるというほぼ消滅し...
能楽博物館WEB石橋【しゃっきょう】
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このところ人の少ないコースで朝の散歩をしています。5キロから10キロ歩けるので家の中にいるよりは体調良くなってきました。今日は空の雲がなんともいえない空気感でした。神々しいというのでしょうか。一昨日も5月16日の「石橋(しゃっきょう)」が中止になった連絡が入りました。「石橋」は節目になる曲ですから特別な思いのある曲です...
【ついに電車にも】 相模線の最新車両は 能面の「獅子口」からデザインしたとか。 知っててみればそう見えるかな^_^ 車内の音楽も「石橋(しゃっきょう)」 使って欲しいところです。 歌舞伎の「鏡獅子」の原曲、能の「石橋」は 徳川秀忠公が所望の時、 あまりに秘曲にしすぎて 誰もできなくなっていました。 復活させるための能楽...
チケットのお申込み 宝生能楽堂のサイトでご注文いただけます。 http://www.hosho.or.jp/ticket/
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「獅子は小虫を食はんとても、まづ勢ひをなすとこそ聞け」石橋(しゃっきょう)より 自分には楽勝なあいてだと思う心が 隙きをうみます。 ◆軽いと感じられたときほど生きる姿勢が試されます。。 本日も素晴らしい1日をお過ごしください。
【江戸時代のProjectX】 徳川秀忠公のリクエストの曲はあまりの秘曲だったために誰もできる人がいなかったとか、、、 そこで任命された4人の能楽師が資料を調べ、試行錯誤して復活させたときには秀忠公はこの世になく家光公の時代に上演されたと書き記されています。 歌舞伎の鏡獅子の原曲「石橋(しゃっきょう)」 文殊菩薩のかっ...