「巴」謡本の中のこの部分「暮れてゆく日も山の端に入相の鐘の音」 文章で読めば夕暮れ時に鐘の音がなっているというだけのことですが、この部分をで気になることを記しておきます。 「暮れてゆく日」はこの場面の景色が夕暮れに向かって行くことを現していますが、木曽義仲が「朝日将軍」と呼ばれていたことを考えると、日没が義仲の一生を象...
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馬場あき子先生司会の山本東次郎先生、友枝昭世先生の作品に対する考え方覚書 賛助会員の方に共有する記事です。 ※通円の物語にご興味のある方はこちらもおすすめです。 (さらに…)
毎年大好評を博している、二人の人間国宝による豪華競演。公演前に行われる歌人・馬場あき子さんによる丁寧な解説は、普段から能に親しまれている方、初めてご覧になる方のどちらにも好評をいただいています。公演後の出演者による、普段なかなか聞くことのできないアフタートークもお楽しみください。 PDFダウンロード 日時 平成30年5...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「少し恐るる 気色なれば」巴より 現存する唯一の女武者の曲「巴」です。 敵を引き寄せるために 少し怖がっているように退く 攻めようと思っても思うようにいかない時 どうすれば向こうから近づいてくるのか 欲しいものをあえていらない...