前回「命」を捉える感覚を「茶」という言葉で考察してみました。 一般的な意味での命、ヒトの肉体の寿命について『聖書』『日本書紀』『古事記』そして能「白鬚」の記述を比較してみます。 【聖書】 「主は言われた。 「わたしの霊は人の中に永久にとどまるべきではない。人は肉にすぎないのだから。」こうして、人の一生は百二十年となった...
能楽博物館WEB古事記
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▶︎20241126舒明天皇→皇極天皇▶︎20241119推古天皇崩御▶︎20241112厩戸王薨去後の出来事▶︎20241105片岡山伝説-太子薨去▶︎20241029厩戸王の伝説▶︎20241022憲法十七条2▶︎20...
18①吉野川の浜 ②阿岐豆野の御狩り ③葛城山の大猪 ④葛城山と一言主大神 ⑤春日の袁杼比売 ⑥三重の采女 日本最古の歴史書と言われるがやはりメモ書きのようにしか感じない。後半に近づくほどに内容がざっくりしてきている。一言主大神もその周辺も民話的な感じになってきた。
◆安康天皇 17①大日下王の事件 ②目弱王の変 ③市辺之忍歯王 ◆雄略天皇 ④后妃と皇子女 ⑤若日下部王 ⑥引田部赤猪子 いきなりの后の争奪劇。『古事記』関連の講演会と天皇の御代はかけ離れたパラレルワールドを描いている。 そして目弱王の天皇殺害。そしてまた報告をされて無反応だった黒日子王も大長谷王子に殺害される。 白日...
16①墨江中王の反逆 ②水歯別命と隼人の曽婆訶里 ③反正天皇 ◆允恭天皇 ④后妃と皇子女 ⑤氏姓の選正 ⑥木梨之軽太子と衣通 大嘗祭の記載がある。『古事記』はなぜ暦の記載が全くないのか謎な部分。 反正天皇の記述も大袈裟なのかどのくらいの信憑性があるのか何度読んでも『古事記』を歴史書とは思えない。商社の歴史とは言いながら...
15①皇后石之比売命 ②八田若郎女 ③速総別王と女鳥王 ④雁の卵 ⑤枯野という船 ◆履中天皇 ⑥后妃と皇子女 今週よむところは歌が多い。演劇台本のような印象がある。平家物語のような語り物のような印象。仁徳天皇の歌にも「そらみつ倭の国に」が登場。枯野の記述も『日本書紀』に比べるとメモ書き程度。ここのところ現在出版されてい...
14①天之日矛 ②秋山之下氷壮夫と春山之霞壮夫 ③系譜 下つ巻 ◆仁徳天皇 ④后妃と皇子女 ⑤聖帝の御世 ⑥皇后の嫉妬と吉備の黒日売 垂仁天皇の御代に記載のある天之日矛が古事記では応神天皇の御代に記載がある。この記載の違いが云々言われることがあるが昔話として挿入されている。時系列にはあってないがなんの問題の...
13①葛野の歌 ②矢河枝比売 ③髪長比売 ④国主の歌 ⑤百済の朝貢 ⑥大山守命と宇遅能和紀郎子 この頃は日本人よりも外国人の存在がだいぶ大きい。 カニが出てくるのが今の季節にあっている。美談が伝わる大鷦鷯天皇だがやはり権力者。皇太子時代は自分の思いが強い。若い時はやんちゃで年取ってから君子になったイメージか? 『論語』...