昨日、ニュースを見ていたら2500年前の中国皇帝のベッドが復元された画像がありました。能「邯鄲(かんたん)」に登場する皇帝のベッドと意外にも形がそっくりです。能の作者はどこから情報を得ていたのか不思議です。 そんなことがあったので本日は夢からのメッセージを受けとった青年の物語をお題にすることにしました。 ...
森澤勇司WEBか
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今日の朝活は『源氏物語』末摘花、『日本書紀』神代上、『聖書』レビ記。 この中で汚れの規定がさまざま語られています。「焼きつくす捧げ物」「贖罪の捧げ物」「割礼」など、現実に実践している人にまだ会ったことがないので新約聖書の「汚れ」、能「柏崎」「東岸居士」に語られる十戒をシェアしました。 この部分は宗教にかか...
似ている花🪻 5月5日はお風呂に菖蒲を入れる風習が今も残っています。 ショウブを漢字で書くと「菖蒲」 アヤメは「菖蒲」 カキツバタは「杜若」 能「杜若(カキツバタ)」でも 「色はいずれ似たりや似たり杜若、花菖蒲(はなあやめ)」と謡われているくらい似ている植物です。 花の咲く時期は少しずつ違うものの同時に...
銀座シックス 2025年4月29日「華曄會(かようかい)」 舞囃子3曲に出演します。 「高砂」能の後半 若い姿の住吉明神が舞う場面 「放下僧(ほうかぞう)」 親の敵を探す兄弟は大道芸人のふりをして旅に出ます。敵と出逢い油断させるため舞を舞う場面。中世歌謡が残る作品。 「杜若」 杜若の妖精が舞を舞う場面。 その他、 狂言...
心にしみる能の言葉を厳選してお届けします。 「ただ緩緩と侵されて眠れるが如くなり」咸陽宮より 始皇帝暗殺を描いた能です。中国の物語をそのまま引用したのではなく平家物語の中にある始皇帝暗殺の部分が能になっています。 暗殺者 荊軻が暗殺の隙きを伺っているときに女官の弾く琴の音に酔いしれて眠ったようになってしまうという場面で...
ちょうど立石に用事があったので2日続けて熊野神社にお参りしてきました。 「江戸名所図会」をみてみると昔のお社の記事がありました。「くまの」と書いてあります。 石がご神体の祠だったようです。阿佐ヶ谷神明宮と石神井、そしてこの熊野の祠は霊石がご神体になっていて形が似ているという記載があります。三輪山の磐座のようなものを想像...
昨年の下書きが残っていました。このときは杜若が続いていました。小岩菖蒲園で杜若の花もよく見ました。杜若は種類が多い上に菖蒲とも似ている、更に菖蒲はショウブともアヤメとも読めますが文字は同じでも違う種類だそうです。 実際の花と同じで同じ曲でも演者によりだいぶ趣の変化を楽しむのもいいですね。