能楽博物館WEBは行

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静御前の墓参り
今年に入って「正尊」「二人静」「船弁慶」と静御前の舞う曲が続いている。 思い立って静御前の墓参りに行くことにした。 栗橋というところ、初めて行く場所だが駅からは近い。 見晴らしの良い駅です。 めちゃめちゃに寒い。年始に青森、盛岡に行きましたが体感ははるかに寒いです。 駅からは徒歩5分もかからずに到着 歳をみると800歳...
坐禅の公案とは【放下僧】
能「放下僧」に出てくる「坐禅の公案」という言葉があります。ごく簡単に言えば答えにくい難問、究極の選択のような質問です。ちょうど金閣寺・銀閣寺のご住職の著書を見つけたのでご紹介させていただきます。「人生は引き算で豊かになる」です。直接、能のことが語られているわけではありません。それでも放下僧に登場する兄弟と敵はこの禅の知...
【能の言葉】その行為の裏には
心にしみる能の言葉を厳選してお届けします。 「いとけなかりし時よりも父に離れて無慙やな」橋弁慶 笛之巻より 能「橋弁慶」の前半が全く違う台本になっている一曲です。 平家の跡継ぎたちに混じり寺で勉強している牛若丸ですが、、よなよな五条の橋で辻斬りをしていることをしった母は牛若丸をしかり嘆きます。 そんなときに幼いときに父...
【能の言葉】仕事で疲れたときは
心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「あまりに苦しう候ほどに薪を下ろし休まばやと思い候」飛雲より 羽黒山に向かうやあ節の前に、 薪を背負った老人が現れます。 山を歩いてきた老人は 薪を下ろし紅葉の下で休憩します。 山伏は紅葉の下に休む老人を 何か意味ありげに感じて話しかけます。 後場は山伏と鬼神の対決になりま...
世をとって再会すると誓ってもあえなくなれば来世を願う【船弁慶】
春秋時代、越王の勾践に敗れた父である呉王の闔盧の敵を討つため、夫差は毎夜薪の中に寝ては仇討ちの心をかきたてた。志を心に刻み込んでいた。 三年後、ついに会稽山で勾践を降伏させたが、勾践は復讐の念を忘れないため苦い胆をなめて、苦難の末に夫差を打ち破ったという故事に基づく。「臥薪」とは、堅くて痛い薪の上に寝ること。「嘗胆」と...
吉備の児島【藤戸】
別記事に記載した240km以上の旅をした三千院の藤戸岩。 古事記の国産みでは伊邪那岐、伊邪那美の神が大八島国を産んだあとに産んだのが吉備の児島です。武日方別という神の名前がついた場所です。戦国武将が浮洲岩を欲しがった理由の中には古事記の国産みに出てくる土地のものだからということもあるのでしょうか。
2018年10月6日(土)三保羽衣薪能
  羽衣伝説発祥の地・世界文化遺産富士山の構成資産「三保松原」に特設能舞台を施し、能「羽衣」などを演じます。駿河湾の大海原、伊豆の山々や遠くそびえる富士山、松林を揺らす秋の風…。薄暮の中で始まる、日本随一の薪能をお楽しみください。 2017年の羽衣まつりの動画がYouTubeに掲載されています。 ぜひご覧くだ...
いざ鎌倉【鉢木】
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「はじめ笑いし輩も、これ程のご気色さぞ羨ましかるらん」鉢木より 大雪の日、旅人が立ち寄った家は 落ちぶれた武士 佐野の源左衛門夫婦の家でした。 なにもなく、もてなすことのできない 源左衛門は大切にしていた鉢の木、 梅、桜、松を...

曲目目次

あ行 か行 さ行 た行 な/は行 ま/や/ら行
(あ)
藍染川

葵上
阿漕
芦刈
安宅
安達原
敦盛
海士
海人
嵐山
蟻通
淡路

(い)
碇潜

生田敦盛
一角仙人
井筒
岩舟

(う)
鵜飼

浮舟
雨月
右近
歌占
善知鳥
采女

梅枝
雲林院
(え)
江口

江野島

烏帽子折
絵馬
(お)
老松

大江山
鸚鵡小町
大社

小塩
姨捨
大原御幸
小原御幸
女郎花
大蛇
(か)
杜若

景清
花月
柏崎
春日龍神
合浦
葛城
鉄輪
兼平
賀茂
通小町
邯鄲
咸陽宮
(き)
菊慈童

木曾

清経
金札
(く)
草薙
国栖

楠露
九世戸
熊坂
鞍馬天狗
車僧
呉服
黒塚

(け)
現在七面

源氏供養
玄象
絃上
月宮殿

(こ)
恋重荷

項羽
皇帝
高野物狂
小鍛治
小督
小袖曽我
胡蝶

(さ)
西行桜
逆矛

桜川
実盛
三笑

(し)
志賀
七騎落
自然居士
石橋
舎利
俊寛
春栄
俊成忠度
鍾馗
昭君
猩々
正尊
白鬚
代主

(す)
須磨源氏
隅田川
住吉詣

(せ)
西王母
誓願寺
善界
是界
是我意
関寺小町
殺生石
接待
蝉丸
禅師曽我
千手

(そ)
草子洗小町
草紙洗
卒都婆小町
(た)
大会
大典
大般若
大仏供養
大瓶猩々
第六天
當麻
高砂
竹雪
忠信
忠度
龍田
谷行
玉鬘
玉葛
玉井
田村

(ち)
竹生島
張良

(つ)
土蜘蛛
土車
経正
経政
鶴亀
(て)
定家
天鼓

(と)
東岸居士
道成寺
唐船
東方朔
東北
道明寺

木賊
知章

朝長
鳥追船
鳥追
(な)
仲光
難波
奈良詣
(に)
錦木
錦戸
(ぬ)

(ね)
寝覚
(の)
野宮
野守

(は)
白楽天
羽衣
半蔀
橋弁慶
芭蕉
鉢木
花筐
班女

(ひ)
飛雲
檜垣
雲雀山
氷室
百万

(ふ)
富士太鼓
二人静

藤戸
船橋
船弁慶
(ほ)
放下僧
放生川
仏原
(ま)
巻絹
枕慈童
枕慈童(カ
松風
松虫
松山鏡
満仲
(み)
三井寺

通盛
水無月祓
身延
三輪
(む)
六浦
室君
(め)
和布刈
(も)
望月
求塚
紅葉狩
盛久
(や)
屋島
八島
山姥
(ゆ)
夕顔
遊行柳
弓八幡
熊野
湯谷
(よ)
夜討曽我
楊貴妃
養老
吉野静
吉野天人
頼政
弱法師

(ら)

羅生門
(り)
龍虎
輪蔵
(ろ)
籠太鼓