心にしみる能の言葉を厳選してお届けします。 「いとけなかりし時よりも父に離れて無慙やな」橋弁慶 笛之巻より 能「橋弁慶」の前半が全く違う台本になっている一曲です。 平家の跡継ぎたちに混じり寺で勉強している牛若丸ですが、、よなよな五条の橋で辻斬りをしていることをしった母は牛若丸をしかり嘆きます。 そんなときに幼いときに父...
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おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「いや弁慶ほどの者の、聞き逃げは無念なり」橋弁慶より 五条の天神に丑の刻詣でをする弁慶を 家来は制止します。 橋の上で小男が小太刀を振り回しているようすは 蝶や鳥のようで危ないです。 一旦は踏みとどまる弁慶ですが、、、 プライ...