大圓寺 目黒駅から喜多能楽堂に向かうと行人坂という坂があります。下ると雅叙園です。 能楽堂は行人坂を正面に見つつ、左に曲がって杉野学園方面に進みます。 さてその行人坂は江戸名所図会にも掲載されています。 坂の途中に有る大圓寺 勢至菩薩の祠 隣には祠があります。ここに祀られているのは勢至菩薩さま、能「羽衣」の天人が「本地...
森澤勇司の記事一覧( 86 )
中野区野方に用事があり、その後目黒に移動の日、 特に神社には寄らないと思っていたら歩いていた道に祠がありました。 野方の祠 誕生八幡神社 高野山 高福院
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「人の面、白々と見ゆる」三輪より 天の岩戸を開けたたとき 天照大神からの光で 周りにいた人の顔が照らされました。 そのときのことばが 「面白や(おもてしろや)」 面白いという言葉の語源です。 ◆神話の世界をイメージしてみましょ...
萃、亨。王假有廟。利見大人亨。利貞用大牲吉。利有攸往。 彖曰、萃、聚也。順以説剛中而應、故聚也。王假有廟、致孝享也。利見大人亨、聚以正也。用大牲吉、利有攸往、順天命也。觀其所聚而天地萬物之情可見矣 象曰、澤上於地、萃。君子以除戎器戒不虞 萃(すい)は亨(とお)る。王(おう)有廟(ゆうびょう)に仮(いあ)る。大人(たいじ...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「かたき石にも矢のたつと申し候へば」放下僧より 敵討ちに行く兄が弟を説得する時に 中国の故事を語ります。 親の敵の虎を取るために 百日まちつづけ 矢を放つとトラに似た石にささり そこから血が流れ出たという伝説です。 不可能と思...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「宗近に三拝の膝を屈し」小鍛冶より 名工 三条小鍛冶宗近は 帝から剣の製作依頼を受けます。 相槌をうつパートナーがいないため どうやってつくるか困っている宗近のまえに 稲荷明神が現れます。 神であっても 名工に敬意を払い 入門...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「かように心を尽くし尽くして」通小町より 小野小町をたずね九十九日めに 力尽きてしまった 深草少将の言葉です。 どんなに尽くしても ◆相手にはすぐに通じないこともあります。 本日も素晴らしい1日をお過ごしください。
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「さん候、面目も無き御使いに参りて候」清経より 清経の従者、粟津三郎が清経の妻を訪ねます。 清経の訃報を伝えるためでした。 面目もないしらせ 「いいにくいことなんですが、、」 言いにくい知らせは ◆相手に心の準備をさせる一言を...













