森澤勇司の記事一覧( 96 )

小鼓分解
小鼓分解とは言ってみましたが、 使うときに楽器の形にするので保管のときは初めからバラバラにしてあります。 胴一本、革二枚、調べ緒二本、締め緒一本、合計6つで組んでいきます。 革も古いものは表と裏が揃っていないものも多いので厚さを見ながら組み合わせを決めます。     胴
誰も助けてくれない【定家】
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「一味の御法の雨のしただり皆うるおいて草木国土」定家より どんな人にも平等にふりそそぐ 陽の光、空気、、 それでも人間関係は改善されないじゃないか、、、 そんなことを感じたら ◆どうなりたいかをハッキリさせましょう。 本日も素...
マイナスの情報が入ったら【橋弁慶】
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「いや弁慶ほどの者の、聞き逃げは無念なり」橋弁慶より 五条の天神に丑の刻詣でをする弁慶を 家来は制止します。 橋の上で小男が小太刀を振り回しているようすは 蝶や鳥のようで危ないです。 一旦は踏みとどまる弁慶ですが、、、 プライ...
信じられない時は【菊慈童】
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「七百歳を保ちぬるも、この御枕の故なれや」菊慈童より 700年生きている慈童は枕にこんな文章が書いてありました。 「具一切功徳 慈眼視衆生 福聚海無量 是呼応頂礼」 ぐいっさいくどく じげんじしゅじょう ふくじゅかいむりょう ...
何かが違うと感じた時は【景清】
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「秋来ぬと目にはさやかに見えねども。風の訪れ何地とも」景清より 盲目になった景清には 秋の景色は見えません。 目で見えるもの、耳で聞こえるもの、肌で感じるもの 全部揃っていなくても はっきりわかることがあります。 ◆部屋ごとの...
なんとなくしている事は【龍田】
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「心もなくて渡り給はば、神と人との中や絶えなん」龍田より 龍田の明神にお参りをしようとする お坊さんを女が制止します。 神を崇める心がないまま参拝すれば 神と人との中が絶えてしまいます。 そう語る女は龍田明神の仮の姿でした。 ...
36地火明夷
  明夷、利艱貞。 彖曰、明入地中明夷内文明而外柔順以蒙大難、文王以之利艱貞晦其明也。内難而能正其志箕子以之 象曰、明入地中、明夷。君子以莅衆用晦而明 明夷(めいい)は艱(くるし)みて貞(てい)なるに利(よ)ろし。 彖(たん)に曰く、明(めい)の地中にあるは明夷(めいい)なり。内(うち)文明にして外(そと)柔...
怒りがおさまらない時は【富士太鼓】
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「ただ恨めしきは太鼓なり、夫の敵よ、いざ討とう」 都に上った楽人は 太鼓の役の争いから殺されてしまいます。 妻と子どもはその恨みを向ける先を 夫を殺した相手から 夫の仕事だった太鼓に向けます。 怒りを早く沈めたい時、原因を ◆...

曲目目次

あ行 か行 さ行 た行 な/は行 ま/や/ら行
(あ)
藍染川

葵上
阿漕
芦刈
安宅
安達原
敦盛
海士
海人
嵐山
蟻通
淡路

(い)
碇潜

生田敦盛
一角仙人
井筒
岩舟

(う)
鵜飼

浮舟
雨月
右近
歌占
善知鳥
采女

梅枝
雲林院
(え)
江口

江野島

烏帽子折
絵馬
(お)
老松

大江山
鸚鵡小町
大社

小塩
姨捨
大原御幸
小原御幸
女郎花
大蛇
(か)
杜若

景清
花月
柏崎
春日龍神
合浦
葛城
鉄輪
兼平
賀茂
通小町
邯鄲
咸陽宮
(き)
菊慈童

木曾

清経
金札
(く)
草薙
国栖

楠露
九世戸
熊坂
鞍馬天狗
車僧
呉服
黒塚

(け)
現在七面

源氏供養
玄象
絃上
月宮殿

(こ)
恋重荷

項羽
皇帝
高野物狂
小鍛治
小督
小袖曽我
胡蝶

(さ)
西行桜
逆矛

桜川
実盛
三笑

(し)
志賀
七騎落
自然居士
石橋
舎利
俊寛
春栄
俊成忠度
鍾馗
昭君
猩々
正尊
白鬚
代主

(す)
須磨源氏
隅田川
住吉詣

(せ)
西王母
誓願寺
善界
是界
是我意
関寺小町
殺生石
接待
蝉丸
禅師曽我
千手

(そ)
草子洗小町
草紙洗
卒都婆小町
(た)
大会
大典
大般若
大仏供養
大瓶猩々
第六天
當麻
高砂
竹雪
忠信
忠度
龍田
谷行
玉鬘
玉葛
玉井
田村

(ち)
竹生島
張良

(つ)
土蜘蛛
土車
経正
経政
鶴亀
(て)
定家
天鼓

(と)
東岸居士
道成寺
唐船
東方朔
東北
道明寺

木賊
知章

朝長
鳥追船
鳥追
(な)
仲光
難波
奈良詣
(に)
錦木
錦戸
(ぬ)

(ね)
寝覚
(の)
野宮
野守

(は)
白楽天
羽衣
半蔀
橋弁慶
芭蕉
鉢木
花筐
班女

(ひ)
飛雲
檜垣
雲雀山
氷室
百万

(ふ)
富士太鼓
二人静

藤戸
船橋
船弁慶
(ほ)
放下僧
放生川
仏原
(ま)
巻絹
枕慈童
枕慈童(カ
松風
松虫
松山鏡
満仲
(み)
三井寺

通盛
水無月祓
身延
三輪
(む)
六浦
室君
(め)
和布刈
(も)
望月
求塚
紅葉狩
盛久
(や)
屋島
八島
山姥
(ゆ)
夕顔
遊行柳
弓八幡
熊野
湯谷
(よ)
夜討曽我
楊貴妃
養老
吉野静
吉野天人
頼政
弱法師

(ら)

羅生門
(り)
龍虎
輪蔵
(ろ)
籠太鼓