本日は国立能楽堂で「玉葛」わ勤めました。 金春善竹作と伝えられる室町時代の作品です。 玉葛は源氏物語に登場する女性です。 東京金剛会も80年だそうです。 戦前からです。 建物ではないですから 人の集まる演能の会が 80年続いているのは凄いことです。 小さな継続が大きな継続につながっています。
能の曲( 15 )
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能楽堂にゆるキャラがいたらびっくりしますね。 べんべんくんは「三井寺」の鐘と弁慶をイメージした滋賀県のゆるキャラだそうです。 三井寺の鐘にはさまざまな伝説があります。 稽古場の座学「能の物語」も三井寺を深く学ぶ予定です。
日曜日の舞台ではパンフレットと同じ図案の扇子をいただきました。
さてこの「乱みだれ」という能は「猩々乱」と表記することもあり、 「猩々」という能の舞の部分が 「乱」という海の上を漂っているような舞に変わります。 江戸時代以前は、前半と後半の二部構成になった能だったそうですが、 現代では後半だけの能になっています。 能楽師の家に生まれれば子供の頃、 大人になって初めても初心の頃に稽古...
阿漕ヶ浦が近いので阿漕に経をあげました。 耳には聞けどもなほ心には 何百年の間には心に届くこともあるでしょう。 合掌
木花咲耶姫、下の摂社には磐長姫、瓊瓊杵尊も祀られています。 能「白鬚」では直接語られませんが、この浅間神社の中の白髭神社には猿田彦が祀られています。 こちらは裏側でした。入ってからわかりました。 木花咲耶姫命 豊受姫神 こちらが正面の鳥居です。 天照大神と素戔嗚尊 先の大戦の御英霊 &nbs...
能「三輪」の終盤にきて「おもしろやと」言う言葉が出てきます。天照大神が天岩戸から出てくるときに外側にいた人々(神々?)の顔が白く照らされているのが「おもしろい」の語源だということです。というお話はよく聞きますし、自分でも話していたことがあったのですが、、実際にはどこに書いてあるのか??天の岩戸の物語は日本書紀、古事記に...
別記事に記載した240km以上の旅をした三千院の藤戸岩。 古事記の国産みでは伊邪那岐、伊邪那美の神が大八島国を産んだあとに産んだのが吉備の児島です。武日方別という神の名前がついた場所です。戦国武将が浮洲岩を欲しがった理由の中には古事記の国産みに出てくる土地のものだからということもあるのでしょうか。