おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「親子は三界の首枷と」天鼓より おやこは さんがいの くびかせと 一緒にいたいと思っても もっと自由に何かしたいと思う一瞬があるものです。 制限を感じるのも ◆つながりがあるからです。 本日も素晴らしい1日をお過ごしください。
森澤勇司WEB能の曲( 23 )
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おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「平等院の庭の面、これなる芝の上に」頼政より 日本人なら誰でも知っている 10円硬貨、 表に書かれた平等院は頼政最後の場所でした。 扇を敷いて最後を迎えた為 扇の形に芝が残されています。 ◆身近なモノの背景に興味を持ってみまし...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「山河草木動揺して、目の当たりなる別雷の神体来現し給えり」賀茂より さんか そうもく どうようして まのあたりなる わけいかづちの しんたい らいげん したまえり 超自然の力、神が現れるときには 地震のような兆候が多く語り継が...
物語の場所 【場所】清水寺 能の中では「せいすいじ」「きよみず」など前後にかかる言葉で言い方が変わります。 物語の場所は清水寺だということだけわかっていれば大丈夫です。 物語の季節 「弥生半ばの春の空」 3月の中頃です。半ばなので満月前後、夜になれば空にはまあるい月が出るところがポイントです。 登場人物 ①囃子方、地謡...
舞台の体力づくりのために軽い運動から習慣化しようと思いたちました。できれば能をつとめる足しになるものがいいと思っていたので小岩菖蒲園に行くことにしました。蕾の菖蒲 まだほとんど咲いていません。ムジナモというものがあるらしい、はじめて聞いた名前です。 帰りに近くの神社によってみました。 境内のはしにたけのこ...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「取り落としたる太刀を見れば、二つに折れて段々となる」盛久より 処刑されそうになった盛久は 日頃から唱えている観音経の文の通り 刀が二つに折れて命をとりとめました。 「念彼観音力 刀尋段々壊」 あなたか危機に迫ったとき 見えな...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「今日見ずは悔しからまし花盛り」鞍馬天狗より また機会があったら、、 そういう人がチャンスに巡り会えるのは 1年後か、、2年後か、、、 時計の針でも 同じ形になるのは12時間後です。 また機会があったら、、 そう思ったときには...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「千里を行くも親心、子を忘れぬと聞くものを」隅田川より どんなに離れていても あえなくなっても 親から子への思いは変わらないものです。 ◆親の思いに心を向けてみましょう。 本日も素晴らしい1日をお過ごしください。