大好きな本 川上弘美 著
□□□□□□□□□□□□□□□□□
あなたもできる!朝活読書。
vol.198 2011年3月31日配信
『大好きな本』
□□□□□□□□□□□□□□□□□
▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
▼〈1〉今日の一言 #197
「あなたにとって読書とは?」
▼〈2〉今日の一冊
『大好きな本』
川上 弘美 著
文春文庫
- 大好きな本
- ¥730
- 楽天
———————————-
著者 川上弘美さんは1958年生まれ。
1994年「神様」でパスカル短編文学新人賞を受賞。
その他、伊藤整文文学賞、紫式部賞など数々の受賞歴のある
人気作家です。●この本を一言でいうと
「他人を受け入れる練習帳」です。
●おすすめのポイント
著者 川上弘美さんが読んだ145冊の
書評がまとめられています。
本を読んでいいけど何を読んで
よいかわからない方や
本屋さんに行ってもなかなか選べない方の
ガイドブックとしてもおすすめです。●生活への活かし方
人から何か勧められたり、
自分と違う感想を聞かされたりすると
つい反発してしまうことが有ります。そんな時に「もっと聞くための質問力」の
練習帳としてお勧めです。感想に対して「ここはどうでしたか?」という
質問をページを開くごとにパっパっと考えていくと
よい頭の体操になります。人は知らないことに直面すると緊張します。
想定外の質問には急に答えにくいものです。
なぜなら日頃考え想定した事ではないからです。日頃からたくさんの物に興味をもって
小さな心の変化を記憶しておく練習は
体の緊張を取るために非常に有効です。●その他
「机の上で飼える小さな生き物」
という本の書評が有りました。全くの実用書だそうです。
著者 川上さんはこの本を
「すぐれた恋愛書」だと評して紹介しています。
この視点と内容には深く共感するところが有りました。
ぜひ読んでください。
▼〈2〉編集後記
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
書評のまとめられた本を読むといつも思うのですが、
まあ見事に同じ本は見つかりません。
何冊か有る方が珍しいぐらいです。
それなので書評の本は
「お茶でも飲みながら本の話を聞いている」
そんな場面を想定して読む事が多いです。
今日は下記のクエスチョンが
思い浮かんだのですが、
自分の答えは日替わりになりそうです。
「あなたにとって読書とは?」
古典の壁をなくしたい方におすすめです。
http://ameblo.jp/kotsudzumi/entry-10836773647.html
facebookファンページ作りました。
▼おまけ
アンサンブルモデ
◆◇◆メルマガ【小鼓と記憶の方法】◆◇◆
j+1215@accessmail.jp
←空メールで登録できます。
日本の文化を知るためのおすすめ情報や
不定期で配信させていただきます。
―――――――――――――――――
最新記事 by 森澤勇司 (全て見る)
- 日本の成り立ちアーカイブ - 2024年6月4日
- 日本書紀 完読会 38週 感想 - 2024年4月21日
- 20240414 日本書紀完読会37週目 - 2024年4月14日
- 日本書紀 完読会 35週目 - 2024年4月14日