ビジネス版「風姿花伝」の教え

ビジネス版「風姿花伝」の教え

 

内容紹介

『風姿花伝』は能楽の大成者・世阿弥が後継者のために書いた経営バイブルです。
世阿弥の教えから生まれた「初心忘るべからず」などの慣用句は多くの経営者が座右の銘にしています。
その世阿弥が能楽の極意をまとめた『風姿花伝』は、いわば日本最高峰のビジネス書です。
ビジネス書編集者や著者の中には「『風姿花伝』を知らずしてビジネス書を語るな」と主張する人間もいます。
それほどビジネス名著としても知る人ぞ知る存在となっているのが『風姿花伝』です。本書はその『風姿花伝』の教えを、現役能楽師の著者がビジネス的に意訳しました。
徳川家康も心酔した仕事と人生の極意をぜひお読みください。

 

【ビジネス版「風姿花伝」の教え】目次

◆はじめに

第一章 成長に必要なこと

・謙虚さを保つ

・初心を意識する

・成長が止まる者に欠けていること

・究極の自己投資

・上手は下手の手本、下手は上手の手本

・魂の輝きを学ぶ

・プレッシャーのかかるファンを受け入れる

・対極にあるものから求めているものを得る

・等身大の完成度で評価が変わる

・技術の先にあるもの

・因果の法則

・必要なものを必要な時に提供する

第二章 思い通りにならない時

・とらわれず手放す

・役割を譲る

・ハプニングへの対処法

・誠意を尽くす

・顧客の興味を知る

・評価される奇抜さとは

・自分の視点を疑う

・同じことが評価されなくなるリスク

・時の流れを真剣に考える

・仕事のやり方が変わる時期

・絶望から希望が生まれる

第三章 仕事の意義と結果の出し方

・なぜ今の仕事があるのか

・命をどう使っているか

・仕事の意義がわからなくなった時

・社会の意識を知る

・一流の仕事

・目標を遠ざけるもの

・批判に耐えられるか

・ピンチをチャンスにする

・嘲笑に身をさらす

・ストレスかチャンスか

・作品に表れるもの

・突破口を見つける

・自分の成功体験を再利用する

・現在地と目標地点

・長く続くビジネスの秘訣

・発想力は知識をしのぐ

・意思共有の時間を惜しまない

・プロの条件

・アイデアと鍛錬

・下手と上手の差

・同じサービスを最高に磨く

第四章 勝負の極意

・兆候に敏感になる

・チェックリストの準備を入念にする

・若手がベテランに勝つ理由

・ベテランでも勝ち続ける方法

・勝負のタイミング

・ベテランの落とし穴

・勝負の前に繰り返すこと

・ニーズが高まる瞬間

・秘すれば花

・珍しさの法則

・勝てない時には守りに徹する

・入念な準備が守りになる

・実力以上に勝負を左右するもの

・原因と結果の法則

第五章 人間的魅力の作り方

・外見の磨き方

・共感を得る人の特徴

・魅力的な男の顔

・鬼の厳しさと人望

・厳しさの中の花

・目を引く人の雰囲気

・言葉を素直にする

・うまくいった時の心構え

第六章 部下の育て方

・誰が始めに動くか

・部下の行動を阻害するもの

・ダメな部下はいない

・信頼はあるのか

・部下を本当に成功させるために

・基本の大切さ

・良いところを見る力

・変えられるもの、変えられないもの

・伝承すべきはエネルギー

・良き指導者のしかり方

・全体を把握してから途中経過を評価する

・自然体のリーダーになる

・年上の部下

・後継者選びは個人の都合ではない

第七章 商談という舞台の極意

・陰陽に気をつかう

・あれだなと思う題材

・地元の心をつかむ

・表現力と影響力

・良い素材よりも掛け算のマジック

・視覚と聴覚の使い方

・相手に伝わる話し方

・統一感と信頼感

・おわりに

感想いただけると嬉しいです
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森澤勇司(もりさわゆうじ) 能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 2000番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される

曲目目次

あ行 か行 さ行 た行 な/は行 ま/や/ら行
(あ)
藍染川

葵上
阿漕
芦刈
安宅
安達原
敦盛
海士
海人
嵐山
蟻通
淡路

(い)
碇潜

生田敦盛
一角仙人
井筒
岩舟

(う)
鵜飼

浮舟
雨月
右近
歌占
善知鳥
采女

梅枝
雲林院
(え)
江口

江野島

烏帽子折
絵馬
(お)
老松

大江山
鸚鵡小町
大社

小塩
姨捨
大原御幸
小原御幸
女郎花
大蛇
(か)
杜若

景清
花月
柏崎
春日龍神
合浦
葛城
鉄輪
兼平
賀茂
通小町
邯鄲
咸陽宮
(き)
菊慈童

木曾

清経
金札
(く)
草薙
国栖

楠露
九世戸
熊坂
鞍馬天狗
車僧
呉服
黒塚

(け)
現在七面

源氏供養
玄象
絃上
月宮殿

(こ)
恋重荷

項羽
皇帝
高野物狂
小鍛治
小督
小袖曽我
胡蝶

(さ)
西行桜
逆矛

桜川
実盛
三笑

(し)
志賀
七騎落
自然居士
石橋
舎利
俊寛
春栄
俊成忠度
鍾馗
昭君
猩々
正尊
白鬚
代主

(す)
須磨源氏
隅田川
住吉詣

(せ)
西王母
誓願寺
善界
是界
是我意
関寺小町
殺生石
接待
蝉丸
禅師曽我
千手

(そ)
草子洗小町
草紙洗
卒都婆小町
(た)
大会
大典
大般若
大仏供養
大瓶猩々
第六天
當麻
高砂
竹雪
忠信
忠度
龍田
谷行
玉鬘
玉葛
玉井
田村

(ち)
竹生島
張良

(つ)
土蜘蛛
土車
経正
経政
鶴亀
(て)
定家
天鼓

(と)
東岸居士
道成寺
唐船
東方朔
東北
道明寺

木賊
知章

朝長
鳥追船
鳥追
(な)
仲光
難波
奈良詣
(に)
錦木
錦戸
(ぬ)

(ね)
寝覚
(の)
野宮
野守

(は)
白楽天
羽衣
半蔀
橋弁慶
芭蕉
鉢木
花筐
班女

(ひ)
飛雲
檜垣
雲雀山
氷室
百万

(ふ)
富士太鼓
二人静

藤戸
船橋
船弁慶
(ほ)
放下僧
放生川
仏原
(ま)
巻絹
枕慈童
枕慈童(カ
松風
松虫
松山鏡
満仲
(み)
三井寺

通盛
水無月祓
身延
三輪
(む)
六浦
室君
(め)
和布刈
(も)
望月
求塚
紅葉狩
盛久
(や)
屋島
八島
山姥
(ゆ)
夕顔
遊行柳
弓八幡
熊野
湯谷
(よ)
夜討曽我
楊貴妃
養老
吉野静
吉野天人
頼政
弱法師

(ら)

羅生門
(り)
龍虎
輪蔵
(ろ)
籠太鼓