おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「さん候、面目も無き御使いに参りて候」清経より 清経の従者、粟津三郎が清経の妻を訪ねます。 清経の訃報を伝えるためでした。 面目もないしらせ 「いいにくいことなんですが、、」 言いにくい知らせは ◆相手に心の準備をさせる一言を...
森澤勇司の記事一覧( 109 )
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「迷わぬ月に連れて行かん」遊行柳より 人間というのは決めたことを 日課にしても、忘れてしまいそうになったり 継続することを迷ったりしてしまう 迷う心を持っています。 迷いなく確実に動く月をみて 自分を導いてほしい 自分を導いて...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「恋しき人の手慣れし物を、形見と名づけ初めし事、この時よりぞ始まりける」花筺より 照日の前という女性が 大切に持っていた花かごは 継体天皇より賜った 花筐(はながたみ)でした。 恋しいい人の持ち物の代名詞が「かたみ」と 言われ...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「薬と菊の花の下に、帰らんことを忘れ、いざや御酒を愛せん」松虫より 阿倍野の酒場に集まる男たち 帰らんことをわすれ、、、 大昔から楽しい時間は早く過ぎます。 楽しさを継続するために ◆お開きの時間を決めておきましょう。 本日も...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「只今あそばされ候、琵琶の御調子は黄鐘、板屋を敲く雨の音は盤渉にて候ほどに」玄象より 琵琶の名手、藤原師長は日本を離れ 中国に琵琶の修行に行こうと思い立ちます。 旅の途中、立ち寄った塩屋で 師長が琵琶を弾きはじめます。 塩屋の...
今日は朝から雪です。 久しぶりにハンターの長靴出して見ました。 水に濡れる靴だと雨や雪は不快ですが、 防水なら水たまりも楽しいモノです。 日頃のストレスは道具で解消できるなら そこそこいい道具で気分良く過ごしたいですね。
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「ほの見えて、色づく木々の初瀬山」玉鬘より ほのみえる ほのかに ほんのり 色づくは紅葉に変わるようすです。 ちょっとだけ、かすかな感じを伝えたいとき ◆ほんのりした感じが、あるかないかを感じてみましょう。 本日も素晴らしい1...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「今日見ずは悔しからまし花盛り」鞍馬天狗より また機会があったら、、 そういう人がチャンスに巡り会えるのは 1年後か、、2年後か、、、 時計の針でも 同じ形になるのは12時間後です。 また機会があったら、、 そう思ったときには...