和歌の世界と天文学

和歌の世界と天文学
本日2月14日は旧十二月二十七日
明後日が大晦日になります。
今日の月を見ていて思い浮かぶのは
『古今和歌集』の第一首
———-
年のうちに
春は来にけり
ひととせを
去年とやいはむ
今年とやいはむ
在原元方
———-
今年はまさにこの和歌の世界
2月4日に立春
旧十二月十七日
春、新年という気分になりますが、まだ年末です。
年末に立春が来た。このあとの日を去年と呼ぶのか?
今年というのか??
この和歌がただ選ばれただけでなく第一首めに選ばれています。
まさに2026年がこの和歌の通りの暦です。
立春は二十四節季→太陽暦
元日→朔(ついたち)は月齢
一見、どっちでもいいじゃないと流せるような中に、太陽と月との関わり、地球を取り巻くさまざまな現象が読み込まれた一首です。
宇宙の法則と人の決めた勝手なルール
そこに戸惑い、面白さを感じている人類の姿があります。
近ごろ地球儀と天球儀の講座を聞いたばかりなので『古今和歌集』の一首目に選ばれた和歌と海外の古い教えが融合してきます。
The following two tabs change content below.
森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
最新記事 by 森澤勇司 (全て見る)
- 和歌の世界と天文学 - 2026年2月14日
- 40年ぶりのファウスト - 2026年2月12日
- 和歌に詠まれた景色 - 2026年2月6日
- 『酸模』 - 2026年1月30日








コメントを投稿するにはログインしてください。