能「養老」の中に引用された「方丈記」 ↑こちらが能「養老」 ↑こちらが「方丈記」冒頭の部分が「ゆく川の流れは絶えずしてしかももとの水にはあらず」 能「養老」には方丈記冒頭の部分が引用されています。鴨長明直筆と言われるものを見て気になるところがありました。原文は全体がカタカナで書かれています。それをみていて気になることが...
森澤勇司の記事一覧( 92 )
国を治める王の最大の務めとは ただ民を愛すること 民を愛するとは具体的には ①生活を安定させること ②危害を与えないこと ③民の願いを叶えること ④妨害しないこと ⑤生かして殺さないこと ⑥与えて奪わないこと ⑦楽しませて苦しめないこと ⑧喜ばせて怒らせないこと 更に詳しく ①民を失業させない 農民が労役などで耕作の時...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「さては我が子故に捨てん命、露ほども惜しからじと」海士より 藤原不比等が須磨の海士との間にできた子 不比等の妹が高宗皇帝に嫁いだ代わりに 興福寺に送られた3つの宝 紛失した一つを取り返えせば 自分の子が世継ぎになれる 交換条件...
盈虚は月の満ち欠けのことです。 文王の疑問「天下の栄華盛衰は何が原因なのか、王の賢明と不肖、天運変化の自然の法則なのか??」 太公望の答えは 君主が不肖であれば国家は危うい 君主が聖賢であれば国家も安泰で民も治まる 禍福は君主の賢不肖によるもので天運によるものではない。 過去の見本にすべき賢君はだれか 堯帝を手本にすべ...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「浮世とみるも、山と見るも、ただその人の心にあり」西行桜より つらいと思うのも やりがいがあると思うのも ◆自分の心の姿勢によります。 本日も素晴らしい1日をお過ごしください。
こんにちは。 森澤勇司です。 400年前と今の常識の違い 「秀吉の能楽師」の最後に衝撃的な場面が、、、腕を切り落とされる場面です。小説の中に出石弥兵衛(いずしやへい)という小鼓方がでてきます。堅実な打ちてだったのですが、この日ちょうしが悪かったそうです。 機嫌を悪くした秀吉が途中でやめ、出石を庭に下ろすよ...
人を引きつける徳を身につけること 能「鞍馬天狗」「張良」など、兵法の奥義を授かる物語があります。その兵法の奥義というのが太公望の教えをまとめた「六韜」だと言われています。そこでどんなことが語られているのか、どんな教えだったのか学んで行こうと思います。60章に分かれている第一番目は文王と太公望の出会いです。 文王が仮に出...
こんにちは。森澤勇司です。 今日は久しぶりに書籍のご紹介をさせていただきます。 これです。 『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』 プロフェッショナルブロガー 立花岳志さんの新刊です。 この本を一言でいうなら「啓発」です。 啓発とは論語が元になった。「気づかずにいるところを教え...