2020年 ◆2020年6月 6月12日(金)「氷室」銕仙会@宝生能楽堂6月26日(金)「熊坂」宝生夜能@宝生能楽堂6月27日(土)「」@水戯庵 ◆2020年7月 7月4日(土)「半蔀」セルリアン定期能7月5日(日)「放下僧」観世会@観世能楽堂7月12日(日) 善竹狂言会7月19日(日)「土蜘蛛」7月22日(水)「半蔀...
森澤勇司の記事一覧( 92 )
国家が泰平のときも武器の整備、国防の備えは必要なのか 戦い、攻め、守り、防ぐための器具はすべて平時の生活の中に備わっている 農民の場合 耒耜は 行馬(矢来→竹、丸太を縦横に組んだもの) や菱の実の代わりに使える 荷車は 囲い陣屋、垣、大盾に使える 鍬は 鉾のに当たる 蓑、笠は 兵士の甲冑などの代わりになる 鍬、鋤、斧、...
戦いの途中で勝敗の前兆を知る方法とは 精神面に現れる徴候を明将はいち早く察知する 注意深く敵陣を観察すると人から見えるものがある ①敵陣の人の出入り ②進退を観察する ③動静、言語、吉兆の前兆 ④兵士の話 軍が強い場合 人 ①全軍が喜び勇んでいる ②士卒が軍法を大切にしている ③将軍の命令を重んじている ④敵を破ること...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「平等院の庭の面、これなる芝の上に」頼政より 日本人なら誰でも知っている 10円硬貨、 表に書かれた平等院は頼政最後の場所でした。 扇を敷いて最後を迎えた為 扇の形に芝が残されています。 ◆身近なモノの背景に興味を持ってみまし...
十二律五音を聞き分けることで敵に勝利できるのか 十二律(日本とは異なる) 黃鐘こうしょう – C 大呂たいりょ – C♯ 太簇たいそう – D 夾鐘きょうしょう –D♯ 姑洗こせん – E 仲呂ちゅうりょ – F 蕤賓すいひん – F♯ 林鐘りんしょう – G 夷則いそく – G♯ 南呂なんりょ – A 無射ぶえき –...
兵士の使い方 かつて勝利をおさめたものは空や地下で戦ったわけではなく変化に対応して勝利を得た。その変化を会得したものは戦いによって繁栄し、会得できなかったものは滅亡している。 具体的な方法とは ①敵を欺きたいとき →両軍が対陣しているのに武器を並べたり、ときどき勝手な振るまわせ隊列を崩したり無統率軍のように見せかける ...
敵を攻めうつにはどうすべきか 相手の動きによって生じるもの、 変化は両陣営の間に起こるもの 奇襲と正攻は見分けがつかない情勢の中から発生する 戦とはどう展開するかわからないものということが前提になる ◆変化が前提になるものなので秘策、用兵策も一言で決められるものではない 事態の進展にしたがって変化させるため定形があるも...
主君と将軍の連絡 意図が混み合って割符では伝えきれないとき、どういう連絡手段を取ればよいか。 複雑な秘密事項 割符は使わない、2つの方法を使う ①一合して再離す 一つの文章を横に切り三分割する ②三発して一知す 三人の使者に一部づつもたせ届いたものを組み合わせて読む












