おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「宗近に三拝の膝を屈し」小鍛冶より 名工 三条小鍛冶宗近は 帝から剣の製作依頼を受けます。 相槌をうつパートナーがいないため どうやってつくるか困っている宗近のまえに 稲荷明神が現れます。 神であっても 名工に敬意を払い 入門...
能の曲( 40 )
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おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「白き花のおのれひとり笑の眉を開けたるは」半蔀より 源氏物語、夕顔をテーマにした能です。 あとに出てくる夕顔という女性、 夕顔の花を重ね合わせた表現になっています。 花を見かけたらどんな表情をしているのか ◆花の気持ちを察して...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「かたき石にも矢のたつと申し候へば」放下僧より 敵討ちに行く兄が弟を説得する時に 中国の故事を語ります。 親の敵の虎を取るために 百日まちつづけ 矢を放つとトラに似た石にささり そこから血が流れ出たという伝説です。 不可能と思...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「かように心を尽くし尽くして」通小町より 小野小町をたずね九十九日めに 力尽きてしまった 深草少将の言葉です。 どんなに尽くしても ◆相手にはすぐに通じないこともあります。 本日も素晴らしい1日をお過ごしください。
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「さん候、面目も無き御使いに参りて候」清経より 清経の従者、粟津三郎が清経の妻を訪ねます。 清経の訃報を伝えるためでした。 面目もないしらせ 「いいにくいことなんですが、、」 言いにくい知らせは ◆相手に心の準備をさせる一言を...
能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「言ひかいなきものの讒言により」船弁慶より 頼朝、義経兄弟の中をさいたのは 第三者からのいわれのない言葉でした。 本人に確認すれば大きなトラブルを避けることができます。 悪い噂を聞いたら ◆本人に確認してみましょう。 本日も素晴らしい1日をお過ごし...
能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「言ひかいなきものの讒言により」船弁慶より 頼朝、義経兄弟の中をさいたのは 第三者からのいわれのない言葉でした。 本人に確認すれば大きなトラブルを避けることができます。 悪い噂を聞いたら ◆本人に確認してみましょう。 本日も素晴らしい1日をお過ごし...
人生に響く能の言葉を 厳選してお届けします。 「いや疑いは人間にあり天に偽りなきものを」羽衣より 漁師は天上界の舞をみせるという交換条件で 天人に羽衣を返す約束をします。 羽衣を先に返したら舞を舞わずに天に帰るだろう そう疑う漁師の心に天人の言葉が響きます。 ◆疑っている人を信じてみましょう。 本日も素晴らしい1日をお...







