おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「関よりも花にとまるか須磨の浦」須磨源氏より 今のようにホテルやサウナなど宿泊施設が 充実していない時代。 木の陰で夜を過ごそうか、、、 野宿なわけですが、、 関所でとめられるよりは 花に泊まりましょう 不利な状況も ◆風流な...
森澤勇司WEBさ行( 3 )
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おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「怨敵の難を遁れて。上下万民舞い遊ぶ」代主 平和とは 怨みをもった敵から離れて 立場をきにせず歌って舞って 穢を払うのが平和の象徴です。 あの人さえいなくなれば、、 そう思ったら ◆大声出してリフレッシュしましょう。 本日も素...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「畫圖に移せる面影の」昭君より 三国志の時代、漢の高祖には3000人の宮女がいたそうです。 城の障子には似顔絵が飾ってあり 容姿が劣るものは他国に渡されていたそうです。 並ぶものがいないと言われた美人の 王昭君も画家に賄賂を贈...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「親の無ければ我が為に心を留むる子もなし」卒都婆小町より 親とつながることによって 自分が子になり 子とつながることもできる ◆親に受けた恩を思い出してみましょう。 本日も素晴らしい1日をお過ごしください。
琵琶湖の中の鳥居が美しい白髭神社を舞台にした「白鬚」という曲があります。 あまり上演されない曲です。 人間の寿命が100歳の時、ブッダがこの世に誕生し日本にやってきます。 そこで釣りをしている主らしき老人に、ブッダが仏法の聖地にしたいというとその老人は人間の寿命6千歳のときからここに住んでいて釣りができなくなるからダメ...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「實平、計らいて船より一人下ろし候へ」七騎落より 源氏にとって八騎は縁起の悪い数字でした。 誰かを一人下ろして七騎に調整するように 命じられた實平は議論の末、 自分の子 遠平を船から降ろします。 担当者になったら ◆覚悟を決め...
森澤さま おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「琴を枕の短夜のうたた寝」千手より 平家の武将、重衡は 処刑のために捉えられます。 身分の高い貴公子を 頼朝の従者 千手がもてなします。 吾妻鏡によれば 重衡28才、千手21才 別れの日は もう二度と会うことのない最...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「千里を行くも親心、子を忘れぬと聞くものを」隅田川より どんなに離れていても あえなくなっても 親から子への思いは変わらないものです。 ◆親の思いに心を向けてみましょう。 本日も素晴らしい1日をお過ごしください。