一般的なイメージと自分の感想

一般的なイメージと自分の感想
朝活は『詩経』読了、『史記』周本紀、『聖書』
朝、ベランダから海を見ていたら船が一直線に進んで行くのが見えました。それで『詩経』のつぎは『吉田松陰全集』を読むことにしました。岩波書店の全12巻お持ちの方ぜひご一緒に😃
昨日、日本を取り戻そうという動画が流れてきました。皇紀を使おうと主張してました。皇紀は明治5年に制定されたとされる皇紀ですが吉田松陰の日記にはすでに使用されています。そんなこともあってパラパラ見ていたので改めて通読することにしました。
世間のイメージや通説と学術的な定説、自分の感想はずれていることが多々あります。
『史記』をもとにした『日本書紀』も『史記』のタイトルの法則からしたら「日」+「本紀」、かつて『日本紀』が通説だった書名も現在は『日本書紀』が主流です。「日本+紀」なのか「日+本紀」なのか疑問が生じないような『日本書紀』という書名が通説になっています。
吉田松陰という人も現座は神格化された教育者として奉られています。
実際、残した日記や遺稿をよむとかなり過激な革命家という印象が強い。明治からは同様の人物が出てこないようになのか、みんな平等をといた平穏な教育者のイメージになっています。
著書も戦術論が結構多い。全集のはじめは『武教全書講章』のちの吉田松陰 寅次郎矩方が11歳の時に長州藩主 毛利敬親(たかちか)に講義した内容をまとめたものと言われています。実際、現場での実戦経験は持ってません。
実際に経験した事でないと人に話すものではないものではありますがこうしたい、こう持って行きたい、およそこうなることが体験したように感じられるときもあるものです。しばらくは吉田松陰の実像に浸ってみようと思う朝でした。
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