日本書紀 完読会 31週目 感想
142-177
雨での不作から始まる。また僧の殺人事件。新しいことには問題が付き纏ってくる。また異常気象、これも昔からあること、今はニュースなどで何かと騒ぎ過ぎかもしれない。飢饉の際の犯罪。日本人が食べ物を争う犯罪をしないのはある程度食べ物が行き渡っているからに他ならない。かずがすくなければ争うのは兄弟や夫婦の喧嘩などエビデンスをとるまでもなくわかること。埋葬のされ方も現代想像できるような方法になってきている。
舒明天皇の御代。この御代もスムーズにみよがわりしたわけではない。天皇の紀ごとに色がある。このみよは大臣たちのドロドロが語られる。これも神話の部分にリンクしている。天安河原の会議もリアルにあったらこんな感じかもしれない。
度々の天災と人の世の犯罪が印象に残った。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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