感覚器の進化

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あなたもできる!朝活読書

vol.159  2011年2月20日配信

『感覚器の進化』

http://ameblo.jp/yu-o-mo/
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◆《1》今日の一言

◆《2》今日の一冊

◆《3》編集後記

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◆〈1〉今日の一言 #159
 
 「予想?」

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◆〈2〉今日の一冊

図解『感覚器の進化』

岩堀 修明 著

講談社
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著者 岩堀修明さんは1938年生まれ。
京都大学医学部で学びました。
長崎国際大学健康管理部教授を勤めています。

私たち人間も持っている感覚器。

目、口、鼻、耳、皮膚など動物には
危険を察知したり仲間を探したり
するためのセンサーがついています。
生命維持や種の保存には欠かせない器官です。

その感覚器についてわかりやすく
説明してくれる人にやさしい一冊です。

感覚器を知るために岩堀さんは
直接手で触り確認したそうです。
その数70種以上におよびます。

人間はもとより昆虫、魚、昆虫など
様々な動物の存在を意識するのにも
適しています。

蝶はどこで味を感じるのか

ナマズの皮膚の味蕾

電気を感じるエイやサメの器官

人間の持っていない感覚器官は実に多様な
発達をしています。

眼の初めに”光あり”

光が有るから光を感知する器官が発達して
きました。

声楽家は少し太っていた方がいいという
説があります。

「脂肪が音を増幅させる」

理由がハッキリしました。

もし人間に感覚器官が増やせるなら、、、

どんな感覚器官が欲しいですか?

ぜひ読んでください。
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◆〈2〉編集後記

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今日もありがとうございます。
森澤勇司です。

人間は視覚と聴覚に頼った
コミニケーションをしています。

もし世界が犬に支配されていたら嗅覚に頼った
コミニケーションになるのではないでしょうか。

実際、コウモリやイルカは超音波
コミニケーションです。

人間もテレパシーで交信しているのでは
ないかと思うと気があります。

そういう説を唱えている本も
読んだことが有ります。

人間の感覚器官は他の動物に比べて特に
優れているわけではありません。

ということは

センサーは鈍感なわけです。

そこで必要になるのは推測する
能力だと思います。

実際の感覚ではなく

「たぶんこうだろう」

という予想です。

ヤカンをさわって
熱くないのに「アチッ」なんて
経験ないでしょうか。

動物にはこんなことありません。

予想をして鈍感を補っているのだと思います。

たぶん音が鳴っただろう

たぶんこんな味だろう

たぶんあの人はこう思っているだろう

人間の感覚はほとんど思い込みです。

予想するという事が発達して目標や夢を
持つことができるようになったのでは
ないでしょうか。

他人がどう思っているか考えてしまうのも
こんな習性から来ているのかもしれませんね。

気が利く人は実はセンサーが鈍感なんでしょう。

空気が読めないと言われている人は、
高性能なセンサーの持ち主かもしれません。

視力が落ちたり、聴力が落ちたり
センサーが弱ってくれば予想する能力は
自然に上がってしまうのではないでしょか。

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この記事を書いた人

森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 1500番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される