【レモンをお金にかえる法】ルイズ・アームストロング 著
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毎日1分!朝活読書。
vol.306 2011年7月17日配信
『レモンをお金にかえる法』
ルイズ・アームストロング 著
佐和隆光 訳
河出書房新書
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『経済学の用語と理論を子どもたちに
正確に教えようというのが、この絵本の
ねらいなのですが、日本のお父さんや
お母さんの多くは、子どもに経済学を
教えるなんてとんでもないと
思われるかもしれません。』
解説より
▼「説明することができますか?」
主人公の女の子が台所の
冷蔵庫から取り出したレモンでレモネードを
作って売り始めるお話をもとに経済の
仕組みを解説した絵本です。
絵本を読みながら経済用語や仕組みに
興味が持てるようなつくりになっています。
原料、価格、消費者、製品などから始まり
労働争議、資産、流動化、利益という
経済用語はそのままに絵本に仕立ててあります。
インフレ、不況などを扱った
続編もあります。
ぜひ読んでください。
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▼編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
児童書や絵本は書店でも図書館でも
区画が分かれているのが普通です。
あえて行ってみないと何が置いてあるかは
わからない場合がほとんどです。
ところが、いったん踏み込んでしまうと
大人の本より噛み砕いて平易な表現が
してあるのでどんどん読めるので
非常に面白さを感じます。
人気のある絵本は、楽しいだけでなく
内容も深いものが多く、色々な事に
深く興味を持つことが出来そうです。
子どものときにそのままにしてしまった
「なぜ?」という疑問を見つけたときの
感動は、それだけで脳へのご褒美になります。
さらに難しそうな言葉を人に伝わるよう
説明する際には児童書を探す
というのは選択肢の一つとして
よさそうです。
「説明することができますか?」
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