【知識ゼロからの日本絵画入門】安河内眞美 著

□□□□□□□□□□□□□□□□□

毎日1分!朝活読書。

vol.311  2011年7月22日配信

『日本絵画入門』

安河内 眞美 著

幻冬舎

□□□□□□□□□□□□□□□□□

『絵は人が描くものですから、その人が

いきた時代を反映します。』

安河内眞美
▼「雰囲気の違いは?」
1400年代の雪舟等楊から近世の上村松園まで

30名の有名画家の作品、人生、代表作を

一気に知ることが出来る濃い一冊です。
日本画の中でも名作と言われる作品

ばかりなので紹介されている絵は

「見たことがある!」という作品ばかりです。
しかし、それを書いた人の名前ぐらいは

わかっても、どういう人物でどんな環境で

生きていたかを知る方は相当に

勉強した方だけだと思います。
作品と人物を一緒に知ることが

出来るのはありがたいつくりです。
それぞれの画家ごとの略歴だけ

読んでも楽しい書物です。
自分の好きな絵を見てみると

宋紫石、曾我二直庵、伊藤若冲、竹内栖鳳など

動物の絵ばかりでした。

あなたの好きな絵の傾向を発見することも

出来ると思います。

是非読んでください。

_____

▼編集後記

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

今日もありがとうございます。

森澤勇司です。
写真で大きさが変わっていると

実物を見る時よりも時代の違いを

ハッキリ感じることが有ります。
絵の対象が風景だったり

動物だったりといろいろですが、

なんとなしに「江戸時代っぽい」

「明治っぽい」と感じる要素が

あるのは不思議です。
著者は光の違いを一つの

要素に挙げています。
太陽の光自体が200年ほどで

大幅に変わったとは思えませんが、

反射する地面や人間は相当に変わっている

せいかもしれませんね。
「雰囲気の違いは?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

毎日届く「1日1分!能の言葉」ご登録はこちらから

The following two tabs change content below.

森澤勇司

森澤勇司(もりさわゆうじ) 能楽師小鼓方 1967年東京と生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 1500番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される

最新記事 by 森澤勇司 (全て見る)

よく読まれている記事