【シャーロック・ホームズの推理学】

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毎日1分!朝活読書。

vol.318  2011年7月29日配信

『シャーロック・ホームズの推理術』

内井 惣七 著

講談社

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『ホームズは立派な理論学者だったのであり、
その点がはっきりわかるような翻訳や解説を
しなかった役者と解説者は、論理学に
関するみずからの無知を暴露しているのである。
本書ではこの結論を論証したい。』

本書より

▼「推理とは?」

哲学、論理学の研究家、大阪市立大学文学部教
(発刊当時)内井惣一さんの著作です。

初対面の相手と握手をしただけで、相手の
素性を見抜いてしまうシャーロック・ホームズの
推理の法則を分析、解説した一冊です。

小説だけでなくDVDなどで映像をみるときには
より楽しめる内容です。

ホームズとワトスンが初めて出会ったとき
「あなたはアフガニスタンに行ってきましたね。」
とワトスンの素性を言い当てた部分の
解説から始まります。

観察力、消去法、余剰法、確率論的方法など
様々な推理の方法をテーマごとに
取り上げシャーロック・ホームズの
思考回路を解きほぐしています。

この本を読んでからシャーロック・ホームズ
の小説や映画をみればさらにホームズの
視点でメディアに参加できるのではないでしょうか。

是非読んでください。

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▼編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

今日もありがとうございます。
森澤勇司です。

映画を見ていて登場人物になりきって
しまう友人がいました。

映画の中でよばれると、つい返事をしてしまったり、
本当に席から立ち上がったりしてしまうそうです。

探偵や刑事が主人公になる映画、
テレビドラマはかなり多いです。

刑事ドラマはヒラメキというより、
地道な聞き込みとか人情にスポットが
あたるような気がします。

探偵ものはやはり事件の推理が
はずせませんよね。

自分でも考えてみるというのは
あまり考えずに見て楽しんでいましたが、
事件を解決しようとしてみるという
鑑賞(参加)の仕方も楽しそうですね。

「推理とは?」

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この記事を書いた人

森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 1500番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される