緊急事態発生!

エジンバラ大学講義の初日の打ち合わせもすみ

会場に向かいます。

荷物が多いのでエレベーターをすすめられました。

これが、日本では見たことのないものでした。

そして、、、

なんのハプニングがエレベーターの

ドアが開かなくなりました。

このエレベーター車椅子用で箱は無いのです。

ボタンを押し続け?と床が移動して押すのをやめると止まるのです。

どうも下まで下がりきらなかったようでどのボタンも反応しなくなってしまいました。

箱でないから上の窓も吹き抜けです。

ガラス張りだし着替えも済んで、荷物もあるので最悪エレベーターの中で外から見てもらって講義すればいいかな、、と段取りなどまじめに考えてました。

数分経って右側ののストップボタンをひねって引っ張ることがわかり数センチ下がって下まで降り切ったので有難いことに外に出られました。

領事館の方もご来場いただきめでたく

参加者も無事に講義が済みました。

小さなお子様を連れた方から

現代の音楽とのコラボレーションや

変化はないのかと質問されました。
音楽的に見れば新しいものをどんどん

開発した方が良いかもしれません。

伝統というのは「伝燈」に通じています。

能楽は天下安全、寿福増長のためにあると

能の体制者世阿弥は語っています。

その中の釈迦の弟子が武力を使わずに

1万人の暴動を沈めたという能の起源も語られています。

 

個人的には、平和を祈る命の火を伝達することに意味を見出して舞台を勤めています。

聖火リレーも同じ火を運ぶことに意味があるのであって火をつけるだけならオリンピック開催地でライターでつけても見た目は同じです。

なんのためにしているのか、

新しい技法やモノを付け加えて変化していくこともあり、

同じものに違う意味を見出す事もあり、能楽はこの同じものに違う意味を見出し発見しながら自己を成長変化させることに喜びを感じる人に向いているように感じます。

どれも平和の土台あればこそです。

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この記事を書いた人

森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 1500番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される