能「熊坂」から頭に浮かんできたことを順番につらつら記録しておきます。 熊坂 大泥棒100人位の盗賊を従えてる人 これは義経が牛若丸と呼ばれていた子どもの頃の話し 大泥棒 熊坂の子孫 熊坂さんにあったことがあります。とある市の市長さんでした。犯罪者も年月経つと自慢になる。これってルパン三世やネズミ小僧次郎吉なんかもそうで...
森澤勇司WEBか行( 2 )
Category
今日は「運」と「命」とはなにか綴ってみます。 「運」というと「運がいい」とか「運が悪い」のように使われることも多いですね。「運」とは善い悪いがあるものではなく実ははじめからあるものです。 その前に能のできた時代の台本の中の運はどう使われているでしょうか。 能「烏帽子折」に大泥棒 熊坂長範(ちょうはん)が登場します。夜襲...
今日はクラブハウスで話していたメモをもとに頭に浮かんだことを綴っていきます。能の内容を知りたい方は「楠露 能楽」で検索すると見つかります。 1番に頭に浮かんだのは「認知バイアス」という言葉です。認知バイアスとは都合の良い情報だけを繋ぎ合わせてしまう情報の取り方の事です。なんでもそうですが、よい方向に働けばよいですが、悪...
clubhouseでお話しした内容から気になったところをメモで送っていただきました。 20221108快運音泉の記録 【楠露】ーーーーーーーーーー 楠露のこと 男の人は泣かないとか泣くものじゃないと言われているが能の世界は男性も泣いてる戦後教育 家庭の中のはなし日本はという主語はない 連想するもので違う作者が色々変えて...
人生に意味はあるのか? 『夜と霧』の著者として、また実存分析を創始した精神医学者として知られるヴィクトール・フランクルさんの公演を記した一冊です。『夜と霧』はあまりにも有名な一冊です。この「それでも人生にイエスと言う」は体験的な部分よりも思想的な部分が多く語られている一冊です。 人生に意味や目的を求める人は多いと思いま...
漫画をドーンとかしてくれた方がいたので開いてみたら「恋重荷」の場面。なんだかこの能はストーカーだとか語られますが、無視されるよりはかまってもらいたい女の哀れさを重荷にして具体化されたものに感じます。あえてシテに注目させて女は作品評価でも無視されがちなツレにしたところがさらにあはれと感じました。
心にしみる能の言葉を厳選してお届けします。 「ただ緩緩と侵されて眠れるが如くなり」咸陽宮より 始皇帝暗殺を描いた能です。中国の物語をそのまま引用したのではなく平家物語の中にある始皇帝暗殺の部分が能になっています。 暗殺者 荊軻が暗殺の隙きを伺っているときに女官の弾く琴の音に酔いしれて眠ったようになってしまうという場面で...