できるまでやるとできる事

できるまでやるからできる事
朝活は『続日本後紀』仁明天皇、『日本書紀』継体天皇、『聖書』Genesis
『続日本後紀』の雨乞いの記述が印象に残りました。
平安時代初期のこの時は雨が降らずに食料不足。全国で飢饉になり雨乞いをすることになります。
六月末から三日間
七月二日になっても雨が降らないので二日延長。
この後は延長したかどうか記録はありません。八日に雨が降った。
祈願し始めてから八日めです。
日本ですから気候的に何もしなくてもいつかは雨が降る。
それでも雨乞いをする。ここは人の努力のようで実は関係ない。
平安時代は今に続く、運気、民間信仰、迷信が量産された時代です。
自分の努力の結果と、天気が変わることは切り離して考えた方がいいように思ってます。
ただ、理想に向かってできる事をし続けるという精神は必要な時もあります。
朝の日課が増えて脈拍と血圧をはかって今日で104日め
計り始めてから体調悪い時とよい時の違いが体感としてわかるようになってきました。異常に脈拍と血圧が上がる日があってこのまま
脈拍は3日前から理想の状態になってきました。急になったようでいて、その前に100日変化のないとりくみ期間があります。
楽器やスポーツもやり始めてパッと上手くなる人もいれば、やってる割に変わらない人もいます。
成長の個人差はあってもできなかったら延長して取組む精神がある人は変化0ということはありません。
自分の場合はすぐに成果が出ることはほぼないようです。何かやり始めて成果が見えるまでに早くて120日、あっ変わったなと思えるまでに三年くらいかかります。
ほっとけば雨が降るようなことなら何日でも祈願します。
自分の体を使う事柄は祈願してる間があったら稽古するくらい時間を使わないとまるで時間がたりません。
自分の願っていることが雨が降るようなほっておいても起こる現象なのか。
出版したり、楽器を演奏するような身体を使うものなのかによって祈願の方法が変わります。
楽器の演奏だったら練習が祈願です。雨乞いのような上達祈願をしても上達はない。
この見極めをしつつできるまでやる事が大切だと思う朝でした。
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承和元年(834)
六月
○己酉(三十日)百人の僧侶を大極殿に喚んで、三日間、『大般若経』を転読した。良き降雨と風の災害を防ぐことを祈願してのことである。
七月
○辛亥(二日) 祈雨のために『大般若経』の転読を始めたが、転読終了の日がきたものの、晴天のままで応報がないので、さらに二日間延ばし、真心を込めて行うことにした。
○丁巳(八日) 空に一片の雲もなく焼けるような炎暑であったが、午後四時頃に至り、空が暗くなって雨が降り出し、やがて大雨となった。
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※画像はAIで生成しました。
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