意外な意味

意外な意味
今日は漢字の訓読みで頭に浮かんだことにしました。
森澤の「澤」の訓読みは「つや」「うるおう」易経では「澤」は楽しみ、悦び、など一文字でも辞書には多様な意味の記載があります。
朝活は『春秋左氏伝』『日本書紀』『聖書』
『春秋左氏伝』は易、夢、星で占う場面が度々登場するのが興味深い。
何か法則をみつけて理想の未来に進みたいと思うのは太古の昔から変わらないですね。
おおきな流れでは季節の変化。生きているうちに変わるものは特に不安を感じない。
夏がいくら暑いと感じてもこのまま暑くなり続けて焼け死んでしまうと心配することはありません。数ヶ月もすればコートが必要になるとわかっている。自分が何度も経験していることは抵抗できなくても待っていればどうにかなることは多い。
これが100年サイクル、1000年サイクルになると法則なのか、その時の天運なのか、自分の生きている間位には1回経験できるかできないかのもの。これはなかなか不安要素が多いものです。
そんな読み進める中で今日は「党」という漢字がなんだか目に入ってくる日でした。
「党」は読めない人はいないと思います。訓読みは?
というと「なかま」「むら」です。
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憲法十七条
一に曰く
和ぐを以て貴しとし、忤ふること無きを宗とせよ。人、皆、党(たむら)あり。また達る者少なし。ここを以てあるいは君父に順はず。、、、、、
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日本の当時使われていた教科書的な書物、四書五経を読んでいると元になったように感じる箇所がかなり多い。まあ当たり前のようなことですが、、
『春秋左氏伝』にも徒党を組んで影響力を持って人を貶めたり反抗勢力を作ったりすることへの警戒がかなり記載しれている。
党(なかま)はよいことをするには社会にも好い影響があり、反対に私利私欲にはしると社会には悪い影響がある。
憲法十七条の「和を以て」もなにか仲間作りのような意味で一人歩きしていますが直後に党(なかま)の害も記載されている。
価値観があうひとと仲良くするのは気持ち良いもので居心地も良いのですが、時に偏った思考になっていないか自分で確認する時間を作った方が健全に関われるなあと頭に浮かんできました。
※画像はAIで生成しました。
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