2026年1月4日「嵐山」



「嵐山」
本日1月4日は喜多能楽堂にて「嵐山」を勤めます。
かつて吉野から嵐山に桜を千本移した伝説を題材にした能です。
嵐山に蔵王権現、勝手神、木守(子守)神があらわれ全ては一体と語り国土の平和を誓う能です。
勝手神社は平成13年(2001)年に焼失
めでたく令和7年(2025)10月に本殿が再建されました。
以前、参拝した時は草ぼうぼうの跡地になってました。
再建のタイミングで「嵐山」が勤められるのは嬉しいです。
もう一曲は「鉢木(はちのき)」
「いざ鎌倉」の元になった伝説です。
一族の陰謀で貧しい暮らしをしている夫婦は、旅のお坊さんをもてなすために大切にしている盆栽を薪にします。
旅のお坊さんは北条時頼
もやした梅、桜、松という名の領地を返礼に受ける物語です。
夫婦が住んでいた場所は佐野の常世神社が建てられています。
題材になっている場所に実際に行けるのも能の面白さです。
本日は喜多能楽堂でお待ちしてます😃
The following two tabs change content below.
森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
最新記事 by 森澤勇司 (全て見る)
- 人がルールになる問題 - 2026年1月7日
- 『群書類従』読み始めます - 2026年1月6日
- 本日は旧 新嘗祭 - 2026年1月5日
- 2026年1月4日「嵐山」 - 2026年1月4日







