デーモン小暮閣下の悪魔の人間学
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あなたもできる!朝活読書。
vol.246 2011年5月18日配信
『デーモン小暮閣下の悪魔の人間学』
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▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
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▼〈1〉今日の一言 #246
「あなたにとって共有とは?」
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▼〈2〉今日の一冊
『デーモン小暮閣下の悪魔の人間学』
デーモン小暮 著
マドラ出版社
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1992年1月10日、17日、24日、31日の
4回にわたって放送された「夜中の学校」
を書籍化した本です。
第一講 音楽から見た文化交流論
第二講 人類の行動に見る善悪論
第三講 体験的比較文化論
第四講 愛と正義の情報操作論
四部構成になっています。
海外公演や伝統芸能についても
語られています。
●この本を一言でいうと
「受け入れ」です。
●おすすめのポイント
「同じ言葉でも意味が通じるとは限らない」
アヒルと鴨を英語で言うときの違いを例に
言葉の概念を解説し
「まず相手の事を学べ」では
海外公演の選曲を例に
異国の文化と交流する際に必要な事を
解説しています。
少し古い本ですが物の見方という点では
参考にして良い一冊だと思います。
ぜひ読んでください。
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▼〈2〉編集後記
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
ロンドンのロックファンのコンサートの
楽しみ方は面白いですね。
ダイビングといってステージに上がってきては
客席に飛び込んでゆくという習慣が有るそうです。
現地で見たわけではないのですが、
パンクのコンサートではよくあることだそうです。
デーモン小暮さんは相撲に詳しかったり
狂言を書いたり日本の古典文化にも
造詣が深いのは悪魔ならではです。
この本でデーモン小暮さんは国際感覚を
持つために必要な事を語っています。
言語を学ぶことでも経済力を示す事でもなく、
相手の行動様式、価値観、歴史的な背景、慣習を
ふまえたうえでお互いの良いものをどのように
力を合わせて作っていくかを学ぶことが
国際感覚を持つことだと解説しています。
今の日本での国際化は自国の文化や歴史には
あまり興味をもたず英語を話す事が国際化という
考えの方が定番のような気がします。
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▼おまけ
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