努力努力と夢を語って長い尾の鳥が鳴いてる努力努力と

【夢と努力】

朝は日本書紀と
源氏物語を2章づつ読むのが
日課になってます。

今日は雄略天皇の章に出てくる
「ゆめ」が印象に残りました。

雄略天皇5年の出来事に
地面までつくような尾の
長い鳥が飛んできてい
雄略天皇に危険を
知らせる場面があります。

その時、雄略天皇に
危険を知らせる鳴き声が
「ゆめゆめ」です。

「注意を怠るな」という意味ですが
原文の漢字は「努力努力(ゆめゆめ)」

本当かよ〜と思う方は
辞書を引いてみると
「ゆめ」に「努」がのってます。
辞書によっては夢と
同じ意味で使うのは誤用と
記載されているものもありますが
もともとは日本語が先にあり
似た意味の漢字を後から当てはめています。

それなので夢(ゆめ)と努力(ゆめ)は
日本語ではどちらも「ゆめ」ゆるまない、
空想に行っちゃわないでね〜という感じでしょうか。

「注意!」というのも
近いかもしれません。

ピッタリ当てはまるように翻訳するよりは感覚が大事ですね。
言葉は前後の文脈で感じが変わってくるものです。

「ゆめゆめ」この感じを当てたのは、
気が緩まないようにする事は相当集中していないとできません。
かなりのエネルギーを使います。

感じに注目してみると
「努」は捕らえられた女奴隷が力を尽くして働くという意味の漢字です。

夢を語るなら、
いかに夢の奴隷となって働いているかという事を語る事が
意味には叶っています。

宝くじに当たるような実現の仕方も
あるかもしれませんが
求めたら継続が大切です。

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森澤勇司(もりさわゆうじ) 能楽師小鼓方 1967年東京都生まれ。 テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。 1500番以上の舞台に出演している。 43歳で脳梗塞で入院、 退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。 復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。 著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』 明治天皇生誕150年奉納能、 映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に 能楽師として出演。 2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される