能「鞍馬天狗」に「この一大事を相伝する」という詞章がでてきます。能「張良」でも語られている黄石公から張良が相伝されたものを、鞍馬山の天狗が牛若丸に相伝する。幼少の時から絵本で牛若丸の話は読んでいたので能「橋弁慶」や「鞍馬天狗」は親しんだ物語です。 幼少期に読んだ絵本の物語を今は仕事で舞台に参加しているということを思った...
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十二は文王の子、武王(後に殷を滅ぼす)の質問で始まります。 兵の道とは 「一意専心」に尽きる ただひとつしか無い道ならば進退以外の選択肢がない。 蚩尤をうって天下統一した黄帝の逸話 「一は自在な道に通じ、変化不測な神に近し」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 黄帝の蚩尤を打つ話は 能「自然居士」に挿入されています...
効果的な賞し方、罰し方 一人を賞して百人を善に導き、一人を罰して大多数の悪を懲らしめたい 具体的にどうすればよいか ◆賞に必要なもの 「信」を持って行う ◆罰を行う場合 「必」を持って行う 君主の心構えとは「信賞必罰」を徹底させること、情に流されれば流動的なものになってしまう。 信賞必罰を徹底させると 君主には直接、見...
賢人を登用しようと思ってもなかなかできない その結果、国家が滅亡思想になるのはなぜか 太公望の答え ◆賢人を登用しても、献策を採用しなければ、実務がないのは当然のこと 献策が採用されないのはなぜか 君主が世俗の人が褒める人ばかりを好み、真の賢人を採用していないから 賢人を採用し献策を実務にするにはどうすればよいのか 君...
国を統治するにあたって人材の登用について ▼誰を上に、誰を下に、誰を取り、誰をさらしめるか ◆法令で禁止することは何か。 太公望の答え ▼ ①賢者を上にする ②不肖者を下にする ③誠心誠意の士を重用する ④詐欺の徒を追放する ◆ ①乱暴を禁止する ②贅沢をやめさせる 君主が注意すべき六賊、七害がある 六賊とはなにか ①...
国を守るに当たって君主がすべきことは何か 斎戒して身を清めること そして文王は7日間の斎戒をして、太公望を北側の王の位置に座らせ師への敬意をしめし、自分が臣下の位置に座り改めて質問の答えを求めた。 太公望の4つの教え ①天地の永遠不滅の道理 ②春夏秋冬と四季が万物を生成すること ③仁君聖王の道 ④民衆の機微について 天...
領土を守るにはどうすればよいのか ①親族と疎遠になってはいけない ②民衆を侮ってはいけない ③側近を慰撫する ④隣国と友好関係を保つ ⑤政権を人に任せてはいけない ⑥農業よりも先に商工に力を注いではいけない 太公望の例え 物を干すなら日中の気温の高いときに干す。刀を抜いたら必ず人を切る。斧を振るときは必ず物を伐る。す...
君主が地位を失うのはなぜか ◆臣下の登用が適切でないのが原因 君主の地位に必要なものとは ①六つの守をもつの臣下 ②三宝 六つの守りとはなにか ①仁 ②義 ③忠 ④信 ⑤勇 ⑥謀 この六つを六守という 臣下に六守があるか見分ける方法とは ①裕福にしてみる。富にまかせて礼を失するかみる 裕福になっても礼を重んじるのが「仁...