スサノウ神が投影されている印象の強い場面。神話部分は天皇の御代を肯定するために作られたように思えるようになってきた。もしくは神話のまま天皇の御代ができているのか。いずれにしても神話と天皇の御代はリンクしている。 日本武尊が八岐大蛇を退治する神話、ヤマトタケルが大蛇を含めかなりの広範囲、八方とも思える国を制圧していくとこ...
日本書紀( 8 )
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20231008 52−87 垂仁天皇の最後の場面。清彦の出石伝説、田道間守の非時香菓の伝説はちょうど「午前3時の手帳会」で今週お話をしたところと一緒になった。1週間に一度でも講座ができていることがありがたい。 田道間守は偶然なのか本年、新作能の再演があったようだ。二荒山神社にも祀られていた記憶が蘇ってきた。 改めて表...
20230924 264−305 五巻が読み終わる。淡々混としていると終わることが通過点になってくる。千千衝倭姫命という名前が倭姫世紀と日本書紀の記述の違いになっているようにも思た。直接の違いというよりも同じ名前が含まれていると同する説が出てきてもおかしくない。 天皇ごとに都を遷す習慣がよくわかる。 崇神天皇は何度も読...
124−159 前回の途中から可愛之陵の情景が頭に浮かぶ 天稚彦の事件 どんなに信用したとしても環境が変われば人は変わる。『六韜』の「選将」で語られる信用できる人間の選び方が頭に浮かぶ。「返矢畏るべし」は教訓としても広まってほしいお話。返事は大事です。 喪山神話も現代に通じる。亡くなった故人に似ているという発言を聞くこ...
45ー1109 286→291 292→297 298→303 304→309 310→315 大赦については重罪は適用されないようで安心できる。反面冤罪も多かっただろうことを想像すると救いがない。法治国家の現在でもやったやらないを証明するのは大変なこと。 ここでも廣瀬・竜田の神は丁重に祀られる。干支と頻度はよく把握せ...
44-1102 250→255 256→261 262→267 268→273 274→279 280→285 船の貢物が一艘だけで忠誠や誠意を図られる。現代でも付け届けの有無で忠誠を図られることは多い。結納や結婚なども物を介して気持ちを伝えるという方便がある。物を介してなのかものが人の気持ちを動かすのか。ものが絶対に...
40-1005 106→111 112→117 118→123 124→129 130→135 136→141 額田王が搭乗する。万葉集の歌もこの時代に読まれたことを思うと興味が湧く。三輪山もこの時代に信仰を集めていたことを思うと強い生命力を感じる。 記述からは芸能の必要性も多くなってきたようにも感じる。儀式的...
38-0921 034→039 040→045 046→051 052→057 058→063 064→069 またまた新羅、百済の記述が多くなってくる。法隆寺の火災とともに謎の童謡の記述kが増えてくる。わざわざ書き留めるところに意味がある。 また感性までに30年の月日が流れているということもあるのか、1巻目か...