コロナ禍で自粛の朝は太陽の光の影を眺めて思う
自粛以前はほとんど行ったことの無い河原ですが、ここのところ毎朝来ています。人もさほどいないですし5キロくらい歩けるのでちょうど良い運動です。
今日は橋にうつる光が幻想的でした。
舟が通り過ぎると波紋が出来ます。ゆっくりしているのにだいぶ長い距離で長い時間余韻が残っています。人の影響力というのもこういうものかもしれません。只進んでいると後ろに波紋が出来る。水が揺れる。そうすると水に映った光も揺れる。
柳生宗矩「兵法家伝書」には心は水に映った月のようなものと例えられています。間接的に影響し合うものを一つ一つ見ていくとあっという間に5キロくらい歩いていまいます。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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