古事記 完読会17週目 感想
◆安康天皇
17①大日下王の事件
②目弱王の変
③市辺之忍歯王
◆雄略天皇
④后妃と皇子女
⑤若日下部王
⑥引田部赤猪子
いきなりの后の争奪劇。『古事記』関連の講演会と天皇の御代はかけ離れたパラレルワールドを描いている。
そして目弱王の天皇殺害。そしてまた報告をされて無反応だった黒日子王も大長谷王子に殺害される。
白日子王もやはり無反応で大長谷王子に穴に落とされ死んでしまう。最後にはかかわる兄弟が死んでいく。
そういうことになってますという色を強く感じる記載。
ここに登場する王子は記載されている以外にもかなり多くの人を殺してきたのではないか。
赤猪子の話は前回通読した時も何故か頭に残るエピソード。
これも氷山の一角なのか、珍しい事例なのか。当時の風習が気になるところ。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される








