日課とめんどくささ
日課とめんどくささ
本日は2箇所
神楽坂の矢来能楽堂にて「阿漕」
そのあとは練馬に移動して「石橋(しゃっきょう)」
朝活は『続日本紀』元正天皇、『日本書紀』、『聖書』アモス書、その他の日課はいつもより密に終わらせました。
舞台がある時はゆっくり寝てたかったり朝活もやめてゆっくり起きるという事も頭に浮かんできます。
そうしてみた事もありますが、日課をやらない時はその後の舞台で集中するのにエネルギーを使います。
やる事はやってスッキリした方が舞台には集中できます。
日課を全部しているとさまざまなハプニングも入ってくる隙間がなくなるような感覚もあります。
能一曲稽古する事も日課に入れています。もちろん本日は本番2回なので1日一曲やっていたのでは間に合いません。日課としてはどんなに多忙、どんなに調子が悪くても最低限一曲はしておくというルールです。
今日はいいかなと思う時もありますが、自分の理想の未来からするとやる方がいいですね。
やった方がいい、やらない方がいいははっきりわかる兆しがあります。
『易経』の「吝」
見慣れない漢字ですが「やぶさか」です。
簡単に言えば「めんどくさい」
「めんどくさい」と感じたら「今やる」サイン
サインというのは信号のように赤→蒼と変わるわけなので「どうしようかなぁ」と考えることではありません。
『易経』を学んで1番良かったのはこの「吝」の理解です。
特別なスピリチュアルな能力はなくても「あーこれがサインなのか」と分かれば誰でもどこでもサインが受け取れるようになります。
本日も沢山のサインが現れて日課は全て終了しました。めでたし😃
練馬薪能は満席
矢来能楽堂は若干お席あるようです。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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