感動!アカリスの森
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あなたもできる!朝活読書。
vol.228 2011年4月30日配信
『感動!アカリスの森』
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▼《1》今日の一言
▼《2》今日の一冊
▼《3》編集後記
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▼〈1〉今日の一言 #228
「あなたにとって育てるとは?」
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▼〈2〉今日の一冊
『感動!アカリスの森』
原田純夫 写真・文
芳賀書店
アマゾン
http://t.co/bZsqia0
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著者 原田純夫さんは1960年生まれの
写真家です。マウンテンゴートに魅せられ
ロッキー山脈に移住、ロッキーの自然を
ライフワークに撮影を重ねています。
「アカリスの森を案内するよ。ついて来れるかな」
というアカリスに案内されて最後は
「は・じ・ま・り」
で締めくくられる写真集です。
アカリスの子育てや引っ越し
越冬準備など自然のたくましさが
凝縮された一冊です。
真正面からのショットも多く
文字通り原田さんが正面から
アカリスに向き合ったといえる
写真集です。
●この本を一言でいうと
「川鍋暁斎」です。
●おすすめのポイント
アニメの実写版かと思うような
写真の連続です。
あとがきにどうしても
「書き足さなければならないこと」
としてアカリスはケチで利己的だという
事を語っています。
なっている木の実や松ぼっくりを
全部下に落としてしまったり、
おなかいっぱい食べた後でも
葉っぱで覆って隠したり埋めてしまったり
食べ物を独り占めしようとするそうです。
食べきれないで忘れられた松ぼっくりは
遠くに運ばれ埋められることによって
目が出やすくなります。
欲張りで暴れん坊のアカリスは森の未来の
事は考えていなくても針葉樹の発芽に
役だっています。
近頃あった買占めは、何か自然の役に立つのか
考えてしまいました。
種の存続のために利己的なのはどの動物も
一緒だと思いますが自然と共存できるかは
ちょっと違うみたいですね。
ぜひ読んでください。
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▼〈2〉編集後記
今日もありがとうございます。
森澤勇司です。
先日、仕事で一緒だった方がキレイな
ピンクのセーターを着ていました。
「春らしい○○色ですね。」
と言おうとして口に出そうとして
言葉に詰まってしまいました。
直前に桃の盆栽を見ていたので
その花の色が頭に浮かんだのですが、
同時に桜餅の色も出てきたのです。
「桜色か桃色か」の次に
「セーターだからピンクだな」
と出てきて「色」という言葉とつながらないので
結局「きれいな色のセーターですね。」に
なってしまいました。
今は桜と言ってもどちらかと言うと「白」ですよね。
それなのに桜は赤いと思い込もうとしているのは
不思議な現象です。
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▼おまけ
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