井伊直弼の作った狂言【射狸】
国立能楽堂も35周年です。
私が養成会に入ったのは昭和62年ですからできてから3年ほどのときでした。
35周年公演のひとつ狂言の会では「射狸」が上演されます。
番組はこちら
一説には井伊直弼作という伝承もあります。
笛の譜も特別に彦根井伊家と記載されています。。
井伊直弼という方は多彩で茶の本の中の「一期一会」ということばのほうがお茶の本よりも有名かもしれません。「茶湯一会集」に出てくる言葉です。
この日はおめでたい狂言の代表作「福の神」、この「射狸」、そして野村萬斎さんの「木実争」と盛りだくさんです。
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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