Category
【能の言葉】一文字の力
心にしみる能の言葉を厳選してお届けします。 「いや”ぞ”という文字こそ返歌なれ」鸚鵡小町より 能楽の中では特に大切にされている曲の一つです。 関寺のあたりにいる年老いた小野小町を新大納言 家行が訪ねます。 帝からの歌「雪...
【能の言葉】詰めが甘い
心にしみる能の言葉を厳選してお届けします。 「二刀、三刀、刺し通し、刺し通し」大江山より ふたかたな、みかたな、さしとおし、さしとおし 源頼光の家来が、大江山の鬼を退治する最後の場面です。 なんどもなんどもとどめを刺す。...
「翁」の源流か?
ウエツフミの中に翁らしき記述を発見 森澤勇司です。雑誌「能楽」36巻を一気読みしたせいか、読書脳が起動し始めました。そんなことで速読を超えてかなりの速度で普通に通読しています。偽書とも言われる「上記(ウエツフミ)」の間に...
聖徳太子が語る能の効能
能は寿命が延びるというお話、 言った方は上宮太子、昭和の方には聖徳太子として知られています。 寿命は一人に一つですから検証はできないので「そういうものだな〜」と受け取っていただければいいと思います。 村上天皇が、聖徳太子...
愛染明王のご縁日に稽古【弓矢立合】
毎月26日は愛染明王のご縁日です。 能では「翁」の中の「弓矢立合」という謡の中に愛染明王が登場します。 江戸城の謡初では「老松」「東北」「高砂」「弓矢立合」という曲が決まっていました。 元日にはこの「弓矢立合」が靖国神社...
水天宮と易経【大原御幸】
安産祈願で有名な水天宮の御祭神をご存知でしょうか。 古事記で一番初めに登用する神様、天之御中主之神です。 安徳天皇、その母 建礼門院、その母で平清盛の正妻 二位の尼が祀られています。 能楽「大原御幸」では大原の寂光院にい...
ちょっとのつもりが【女郎花】
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「この野辺の女郎花に眺め入りて、未だ八幡宮に参らず候」女郎花より ちょっとのつもりが、 思いの外に心惹かれてしまうことがありま...
小岩菖蒲園【杜若】
  舞台の体力づくりのために軽い運動から習慣化しようと思いたちました。できれば能をつとめる足しになるものがいいと思っていたので小岩菖蒲園に行くことにしました。蕾の菖蒲 まだほとんど咲いていません。ムジナモという...