おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「我が身に当たらぬ歌人さえ、胸に苦しき手を置けり」草子洗小町より 盗作を疑われた小野小町をみた歌人たちは 自分のことのように胸を痛めました。 疑うよりも ◆まず信じる姿勢で話を聞きましょう。 本日も素晴らしい1日をお過ごしくだ...
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おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「謂れを聞けば面白や、げに何事も縁はありけり」櫻川より 奇妙な行動をする人だと思っても 理由を聞いてみると 自分にも似たところが見つかるものです。 ◆勇気を出して理由を聞いてみましょう 本日も素晴らしい1日をお過ごしください。
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「畫圖に移せる面影の」昭君より 三国志の時代、漢の高祖には3000人の宮女がいたそうです。 城の障子には似顔絵が飾ってあり 容姿が劣るものは他国に渡されていたそうです。 並ぶものがいないと言われた美人の 王昭君も画家に賄賂を贈...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「怨敵の難を遁れて。上下万民舞い遊ぶ」代主より 平和とは 怨みをもった敵から離れて 立場をきにせず歌って舞って 穢を払うのが平和の象徴です。 あの人さえいなくなれば、、 そう思ったら ◆大声出してリフレッシュしましょう。 本日...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「これこそ誠の親の慈悲よ」蝉丸より 皇室に生まれながら 盲目だった蝉丸は 逢坂山に捨てられます。 現代だったらひどい話ですが、 前世、今世、来世という思想を持った人にとって 前世の行いによって盲目で生まれた。 今世で苦労して ...
5月5日は 5月人形を飾ったりこいのぼりを立てたり 節句は廃止された後も民間の風習は 今でも残っています。 五月人形でも人気の高い鐘馗様 科挙に落ち自殺してしまった 鐘馗を、高祖皇帝は手厚く弔ってくれました。 6代目の玄宗皇帝が病気になった時 夢の中で鬼退治する伝説があります。 鬼より強い鬼、守り神ということで 鐘馗様...
4月16日に葵上があるというタイミングで 三島由紀夫作の戯曲、近代能楽集の「葵上」「卒塔婆小町」を 観劇に行ってきました。 ※能楽は「卒都婆小町」 新国立劇場です。 お花もたくさんで華やかな会場でした。 公演の中身やレビューは他のサイトにおまかせするとして 私が一番、大切だと思ったのは 舞台...