朝活で『源氏物語』を読んでいて中国の詩人 陶淵明(とうえんめい)が出てきました。能「三笑(さんしょう)」に登場します。 そして5:30から『聖書』はバラムとロバのところでした。 陶淵明&バラムとロバ 三つの径 まさに今日はやりたいと思って始めたことが最後までできるのか? そんなことがテーマな1日だ...
森澤勇司WEBさ行
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三十三天の悠久の時間 8月24日とかち帯広薪能のサイトが公開になりました。 本年は「舎利(しゃり)」 アンパンマンとバイキンマンのような物語です。 出雲国、美保のお坊さんが京都に向かいます。 泉湧寺に向かい十六羅漢、仏舎利を参拝します。釈迦や仏舎利の謂れが語られます。 そうしていると天気が変わり雷が鳴り始め足疾鬼(そく...
「言霊」と「言挙げ」 今朝は『万葉集』の話題を聞いたので万葉集をパラパラ、、 そして目に止まった「言霊」と「言挙げ」をお題にすることにしました。 『万葉集』に柿本人麻呂のふたつの歌が並んでいます。 ーーーーーーーーーー 「葦原の 瑞穂の国は 神ながら ⭕️言挙げせぬ国 しかれども +...
牛の頭に人の体 『聖書』を読んでいると一神教といいながら複数の神が登場する。 本日は「レビ記」アザゼル、モレク神、これらについては諸説あるので各自の信じるところに任せるとして、、 一説によると頭が牛で人の体のように描かれる事が多いようです。 日本の中でも同型の⭕️牛頭天王が祀られている神社も...
百人一首と能 ただいま2チームで100日チャレンジをしています。 メンバーそれぞれの目標設定でしています。 百人一首のことを発信してくれるメンバーがいます。能の中にも多数引用されているので見直すきっかけになってありがたいです。 今までで出た関係あるところ四つまとめました。 ーーーー ▶︎天の原 ふりさけみ...
アドバイスとの付き合い方 『源氏物語』『日本書紀』『聖書』を朝活で読んでいると様々な「占い」が出てきます。 その中で話題になった『源氏物語』の「観相学」と「宿曜経」「大和相」があります。 帝の依頼で、右大臣が自分の子どもということにして、高句麗の相人に光源氏を占わせる場面があります。 「国の祖(おや)と成りて、帝王の位...
観阿弥とキュープラ・ロス 心理学を学んでいるとき人が死を受け入れる5段階に触れることがありました。実際に自分でも人の死に立ち会ってますからピッタリ御段階にはならないだろうとはあ思ってます。 「卒都婆小町」という作品がこの五段階とつかがっている様に感じたお話です。世阿弥の父 観阿弥 作と伝承がある能です。 この卒都婆小町...
昨日「知性の罠」を読みました。エジソンやコナン・ドイル、レイ・クロックなど日本でも有名な人物のエピソードから認知バイアスのことが語られています。最近読んだ本の中でもおすすめの一冊です。 この本を読んで頭に浮かんできたのが鎌倉三代将軍であり28歳で暗殺された源実朝のエピソードです。これは新作能のなかでも上演頻度が高い古典...