一言の力
一言の力
100日チャレンジも92日目
目標設定は「ブログ100記事」にしていたのであと1記事で目標達成です。今日やっちゃっても明日やっても1記事でできます。
期間はあと8日なので何記事できるかは決めてません。110記事がキリがいいかな。
さて、昨年出版した『超訳 世阿弥』の重版、今後の執筆活動につながる書く習慣をつけることを目的に設定してます。
100日でできなかったら次の100日と節目を持った方が続けやすいですね。
こうした時に思うのが「目的」「目標」「取り組み」が合っているのかということです。
ただただ続けていても成果は得にくいです。
例えていうなら毎日、山手線を一駅づつ進むような状態です。
地道に休むことなく山手線を一駅づつすすむ。何周も繰り返していく。
剣道や野球の素振りも似たところがあってただ取り組んでいても成果が得られにくいものです。
能楽の稽古も作りたい作品のイメージを持って毎日稽古したら少しづつでも理想に近づいていきます。
ただ、ノルマ的に繰り返しても山手線状態で悪い癖が定着していくようなものです。
一駅づつ進むにしても目的地に近づくように進んでいきたいものです。
何が正解ということもないですが、多くの確率で「目的」「目標」がはっきりしている時は決めたことができることが多いです。
なんとなく100日続けようと思ったことは3日くらいで忘れてしまいます。2週間くらい続くこともありましたが意味を感じなくなってやはり続きませんでした。自分の中では「目的」のないことは続かなくて正解だと思ってます。
継続のことをテーマにするといつも思い出すことがあります。
以前、住んでいたところは駅から家まで800メートルほどでした。最後の信号を渡ると真っ正面にラーメン屋さんがあります。
夜遅くなりお腹空いているとそのまま直進してラーメン屋さんに入るのが半ば習慣になってました。
そんなに美味しいと思っているわけでもないのですが習慣って不思議なもので今日はやめようと思っていてもパターンで入ってしまいます。
そんな時に「つもり」というのが口癖で宣言してもやらない人が気になり始めました。
彼に事務連絡などしても
なかなか返事が返ってこない。
催促のメールを3回くらい出すと
「申し訳ございません。お返事したつもりになっていました。」
「送信したつもりが送れてなかったみたいです。」
「お返事しようと思ってて忘れてました。」
なんだかいつも「つもり」のお返事が返ってきます。
そして、閃いたのが「いつか」です。
ラーメン屋さんの手前の信号を渡ってお店に入りそうになった時「いつかいこう、絶対いく!!」と自分の中で宣言してみるとお店に入らず家に帰ることができました。
次の日も「いつか、絶対このラーメン屋さんにいく!!」
何度も行っているのに「いつか行く」対象にしてみました。
そして日を重ねるごとに「いつか、絶対行く!!絶対行く!!」と強調すればするほど入らなくて済むようになりました。
そんなわけで気がついてみれば前を通っても入ることなく家に帰るようになっていました。
今の所に引っ越してからも、近くにメチャメチャおいしいつけ麺屋さんがあります。結構行く頻度が多いかなと思った時にこの「いつか」は再現性があるのかまた使ってみました。
「いつか、絶対行こう!!」
これを何度か繰り返したらお店の存在自体も頭に浮かばなくなってしまいました。
人のストレスは、「やめたいこと」がやめられない。「やりたいこと」ができない。
逆を言えば「やめたいこと」が続けられている。「やりたいこと」がやらずにいられる。
頭に「いつか」を入れてみると「やめたいこと」はやめられました。
「いつか+肯定系」=やめたいことに利用
人によって逆の人もいるかもしれないのでこうすればできるというノウハウではないですが自分ではフル活用しています。
能楽も「あと1日だけ」と思っていたら40年近く継続することになりました。
ちょっとした一言で自分の動きは大きく変わります。
言葉は自分を動かすプログラムですね。
やりたいことを始めることはまた「いつか」綴ってみようと思います😃
※画像はAIで生成しました。
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