稽古の前のカオスな世界
稽古の前に浮かんだカオスな世界
ここのところ英語環境にいることが増えています。身近な事を英語でなんでいうのか確認してます。
そこで今日思ったのがバージョンアップしてるという事
1月にジムに行った時、ベンチプレス35kgだったのが今は90kg上がるようになった。
バージョンアップしてると思うとOldバージョンとNewバージョン。
歳からしたら1月の方がYoungで今は半年Old。
交錯しているいい例が見つかった😃
ここをネタにするほどの英語力はないな〜
古語とヒックリ返しの意味で使われてる日本語も結構あります。
「すごい」「すさまじ」はわかりやすい例です。
昔だったら廃墟みたいなのが「すごい」いまは逆ですね。
時間を表す「前」もけっこう交錯してきた言葉です。
「後ろを見ずに前に進もう」
古語では
「先」「前」は過去
「後」が未来
方向と時系列が混在すると意味が交錯してきます。
古語だったらシンプルに
「退かず進む」
そうすると「先送り」は実はできない
過去に送る?
時系列は「先」は過去。
「後回し」よりなんだかかっこいい感じで使われているのかもしれません。
どんな風に言われても区別がついて理解もできるのは「すごい」ですね😃
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森澤勇司(もりさわゆうじ)
能楽師小鼓方
1967年東京都生まれ。
テンプル大学在学中に見たこともない能楽界に入門し32歳で独立。
2000番以上の舞台に出演している。
43歳で脳梗塞で入院、
退院後、うつ状態克服のため心理学、脳科学を学ぶ。
復帰後は古典的な能楽公演を中心に活動している。
著書『ビジネス番「風姿花伝」の教え』
明治天皇生誕150年奉納能、
映画「失楽園」、大河ドラマ「秀吉」に
能楽師として出演。
2014年 重要無形文化財能楽保持者に選出される
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