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宮本武蔵の語る演奏の心得【高砂】
喜多能楽堂竣工祝賀能 1年かけて改修された喜多能楽堂で能「高砂」を勤めました。 「高砂」は宮本武蔵 著『五輪書』の中にも演奏の心得が語られています。 宮本武蔵は細川家にいたので喜多流、金春流の能をかなり見ていたようです。 そんな「高砂」から連想する事を綴ってみます。 ——————————— 皷・太鼓に「老松」をうつに、...
2025年4月29日「華曄會(かようかい)」
銀座シックス 2025年4月29日「華曄會(かようかい)」 舞囃子3曲に出演します。 「高砂」能の後半 若い姿の住吉明神が舞う場面 「放下僧(ほうかぞう)」 親の敵を探す兄弟は大道芸人のふりをして旅に出ます。敵と出逢い油断させるため舞を舞う場面。中世歌謡が残る作品。 「杜若」 杜若の妖精が舞を舞う場面。 その他、 狂言...
隙間を塞ぐ発想【玉井】
古典音読は2012ごろからしています。気がついたら13年の習慣になってます。『風姿花伝』や能の本を読む会をランダムにしていました。『地上最強の商人』を指定通りによんでから同じペースで日本の古典を音読する様になりました。 リアルだったりclubhouseだたったりズームだったり形を変えてます。今は3種類『源氏物語』『日本...
神に守られる人、縁をたつ人【龍田】
『日本書紀』を読んでいると天武天皇の御代から龍田の神を祭る記述が多くなります。ここは以前からの疑問です。大切にされていたこと。風の神として祀られているのは記述から知ることができます。 そんなこともあってか奈良の龍田明神は能「龍田」としても現代に伝わっています。どの曲もそうですが能は同じパターンのように見えて前提が全く違...
能舞台で小鼓を打ってみる
能を見たことがない方でも安心の小鼓体験 このような方におすすめ 小鼓を打ってみたい方 期待できる効果 能楽「高砂」の一節を打てるようになります。 お申し込みはこちら 【能舞台で開催】はじめての小鼓「間」と「型」を体得!! 小鼓講座 - 伝統的な日本の音楽体験 小鼓は、能楽や歌舞伎など伝統的な日本の演劇に欠かせない楽器で...
【能の言葉】不審者か?
心にしみる能の言葉を厳選してお届けします。「いやさればこそ始めより天孫の光隠れなし」玉井(たまのい)より竜宮にやってきたホホデミノ尊は井戸の後ろにある木に隠れています。そこにやってきた玉依姫、豊玉姫がホホデミノ尊を見つけます。不審者と見られるか、予期せぬ来客と喜ばれるかは◆あなたの発するオーラと外見次第です。本日も素晴...
【能の言葉】何度確認しても
心にしみる能の言葉を厳選してお届けします。 「返す返すも約諾し」大会(だいえ)より 高僧に命を助けられた天狗はお礼に釈迦の生涯や大会のようすを再現して見せることになります。 本物ではないので拝むようなことは絶対にしないようにと交換条件を繰り返し確認するのですが、、、、 僧は、目の前の景色のありがたさに手を合わせてしまう...
西方の極楽浄土はここなれや中将の名の弥生十五夜【當麻】
當麻寺に中将姫の伝説があります。能では「雲雀山」「當麻」に登場します。天平19年8月18日(747年9月30日)- 宝亀6年3月14日(775年4月22日)とされていますが當麻寺のホームページによると下記のようになっています。「阿弥陀如来との約束通り、中将法如が29歳になった春。當麻寺では桜や梅、桃の花が咲き...

曲目目次

あ行 か行 さ行 た行 な/は行 ま/や/ら行
(あ)
藍染川

葵上
阿漕
芦刈
安宅
安達原
敦盛
海士
海人
嵐山
蟻通
淡路

(い)
碇潜

生田敦盛
一角仙人
井筒
岩舟

(う)
鵜飼

浮舟
雨月
右近
歌占
善知鳥
采女

梅枝
雲林院
(え)
江口

江野島

烏帽子折
絵馬
(お)
老松

大江山
鸚鵡小町
大社

小塩
姨捨
大原御幸
小原御幸
女郎花
大蛇
(か)
杜若

景清
花月
柏崎
春日龍神
合浦
葛城
鉄輪
兼平
賀茂
通小町
邯鄲
咸陽宮
(き)
菊慈童

木曾

清経
金札
(く)
草薙
国栖

楠露
九世戸
熊坂
鞍馬天狗
車僧
呉服
黒塚

(け)
現在七面

源氏供養
玄象
絃上
月宮殿

(こ)
恋重荷

項羽
皇帝
高野物狂
小鍛治
小督
小袖曽我
胡蝶

(さ)
西行桜
逆矛

桜川
実盛
三笑

(し)
志賀
七騎落
自然居士
石橋
舎利
俊寛
春栄
俊成忠度
鍾馗
昭君
猩々
正尊
白鬚
代主

(す)
須磨源氏
隅田川
住吉詣

(せ)
西王母
誓願寺
善界
是界
是我意
関寺小町
殺生石
接待
蝉丸
禅師曽我
千手

(そ)
草子洗小町
草紙洗
卒都婆小町
(た)
大会
大典
大般若
大仏供養
大瓶猩々
第六天
當麻
高砂
竹雪
忠信
忠度
龍田
谷行
玉鬘
玉葛
玉井
田村

(ち)
竹生島
張良

(つ)
土蜘蛛
土車
経正
経政
鶴亀
(て)
定家
天鼓

(と)
東岸居士
道成寺
唐船
東方朔
東北
道明寺

木賊
知章

朝長
鳥追船
鳥追
(な)
仲光
難波
奈良詣
(に)
錦木
錦戸
(ぬ)

(ね)
寝覚
(の)
野宮
野守

(は)
白楽天
羽衣
半蔀
橋弁慶
芭蕉
鉢木
花筐
班女

(ひ)
飛雲
檜垣
雲雀山
氷室
百万

(ふ)
富士太鼓
二人静

藤戸
船橋
船弁慶
(ほ)
放下僧
放生川
仏原
(ま)
巻絹
枕慈童
枕慈童(カ
松風
松虫
松山鏡
満仲
(み)
三井寺

通盛
水無月祓
身延
三輪
(む)
六浦
室君
(め)
和布刈
(も)
望月
求塚
紅葉狩
盛久
(や)
屋島
八島
山姥
(ゆ)
夕顔
遊行柳
弓八幡
熊野
湯谷
(よ)
夜討曽我
楊貴妃
養老
吉野静
吉野天人
頼政
弱法師

(ら)

羅生門
(り)
龍虎
輪蔵
(ろ)
籠太鼓