心にしみる能の言葉を厳選してお届けします。 「余所に手は正しく見えし帚木の」木賊(とくさ)より 母と子の再会が多い能の中で父と子が再会する物語です。 この中ではわきぎ伝説が語られます。 信濃国園原伏屋にある木。 この物語の舞台にもなっています。 遠くから見える帚木はちかくによると見えなくなる。 この木賊でも親子は再会し...
能楽博物館WEBと
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心にしみる能の言葉を厳選してお届けします。 「げにや落花こころあり、人心なし」鳥追舟より 主君が家を留守にしているときに、留守をまかされた家来は主君の妻子を使用人のように使うのでした。 その理不尽なしうちに子が嘆く場面の言葉です。 道端に落ちている花びらには心はありませんが人を和ませたり儚さを感じさせたり人の心を動かす...
神韻にでてくるファールンダーファ法輪大法と同じ著者の転法輪はホームページからダウンロードできるようになっていました。直近の舞台「東岸居士」の台本にも転法輪という言葉が出てきます。
碧水園能楽堂 碧水園の「碧」 白石蔵王にあるので「王」「白」「石」 白石市は市で能楽堂を持つほど愛好者が多い土地です。 2月10日はこの碧水園能楽堂で「東岸居士」です。 この曲は20のときに覚えました。仏教の十戒が文章に織り込まれているのですが、、覚えていることの意味は10年位興味がなかったです。 京都の白川に掛かる橋...
【仏の十戒】 今日届いたチラシです。 2月10日13:30 「東岸居士」を勤めます。 碧水園能楽堂 宮城県白石市です。 【身三】殺生、偸盗、邪婬、 【口四】妄語、綺語、悪口、両舌、 【意三】貪欲、瞋恚、愚痴、 仏の十戒が織り込まれています。 「東岸居士」をはじめ能楽の台本は仏教や神道の言葉が織り込まれたものが多いので ...
「巴」謡本の中のこの部分「暮れてゆく日も山の端に入相の鐘の音」 文章で読めば夕暮れ時に鐘の音がなっているというだけのことですが、この部分をで気になることを記しておきます。 「暮れてゆく日」はこの場面の景色が夕暮れに向かって行くことを現していますが、木曽義仲が「朝日将軍」と呼ばれていたことを考えると、日没が義仲の一生を象...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「僧は敲く月下の門、推すも、敲くも古人の心」融より 敲く(たたく) 推す(おす) 僧は敲く 僧は推す どちらにするのか 考え抜くことから 推敲(すいこう)という言葉が生まれました。 迷ったときは ◆考え抜きましょう。 本日も素...
おはようございます! 能楽師 森澤 勇司です。 心にしみる能の言葉を 厳選してお届けします。 「雪の内、春はきにけり鶯の」朝長より 雪が積もっているときに 春の兆しがやってきます。 変化の兆候は、、 ◆永遠に続くと思った時にやってきます。 本日も素晴らしい1日をお過ごしください。